「鳥系９３号」ブランド化推進事業/平成３０年度予算/とりネット/ 鳥取県公式ホームページ

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト(A+B)	従事人役
既査定額	0千円	0千円	0千円	0.0人
補正要求額	1,500千円	795千円	2,295千円	0.1人
計	1,500千円	795千円	2,295千円	0.1人

１　背景

　本県では、夏場の高温障害の影響を受け、平坦地を中心に「コシヒカリ」「ひとめぼれ」の１等米比率が低い状況が続いている。

　こうした中、鳥取県農業試験場が育成した「鳥系９３号」は、玄米品質が良く（１等米比率が高い）、炊飯後の食味も高評価を得ている。また、倒伏しにくく、いもち病も発生しにくいため、生産面でもメリットがある。

　こうした中、高温に強く等級・食味も優れ、本県オリジナル品種である「鳥系９３号」を、本県の主食用米の顔となる品種として、生産・販売を推進し、ブランド確立を図ることで、農家所得と鳥取県産米の評価の向上を目指す。

　ブランド確立のためには、本格栽培となる３１年度に向けて、新品種登場の初年度となる３０年度からＰＲを進め、認知度の向上を図ることが必要である。

２　事業の概要

・新品種登場の初年度となる３０年度に県内外でＰＲを行うことで、ブランド確立のスタートダッシュを図る。
　試食宣伝販売や県内外のイベントでのＰＲ等を実施し、多くの方々に食べていただくことで、「美味しいお米」として、県内外の消費者・米販売業者等への認知度の向上に重点を置く。

・「鳥系９３号」は、本県単独品種であり、統一的なブランド構築を図る必要があることから、市場定着（３年程度）までは、生産物をＪＡ全農とっとりに集約し、一元的な販売・ブランディングを進める。

事業主体	JA全農とっとり
事業内容	「鳥系９３号」のブランド確立のための取組に要する経費に対し助成。・ＰＲ資材の作成（統一デザイン、ポスター・ＰＯＰ等）・試食宣伝販売・販路開拓（首都圏・関西圏の百貨店、県内外のスーパー等）・メディアＰＲ（専門誌への掲載等）・コンテスト出品、炊飯試験分析等
補助率	県１／２以内
要求額	１，５００千円

３　生産・販売戦略等

・本県主食用米の顔となるブランド品種として、本県産コシヒカリと同等以上の価格帯を目指す。
・市場定着までは、生産物を全農とっとりに集約し、統一的なブランディングを進める。
・本県産米の主な消費地である関西圏を主要なターゲットにしつつ、首都圏でも情報発信・ブランド化の取組を実施。併せて、県内から評価を高めていくため、県内での認知度向上も進める。

【平成30年度】
〇品種のお披露目に合わせて試食宣伝販売やＰＲを行うことにより、ブランド化に向けたスタートダッシュを図る。
〇生産者への認知度向上によって作付を推進する。
〇消費者の「美味しい」と言う声を小売店・卸へフィードバックすることで、31年度の本格販売につなげる

生産戦略

販売戦略

〇試験栽培（5.1ha、20t）
〇県域生産部会の設立
・中心的な農業者と関係機関
で構成。
・県統一の栽培暦を作成。

〇生産者に対する作付推進
・生産者向けイベント等での試食ＰＲ、品種紹介、サンプル配布

〇「米ビジョン」を策定
→概ね５年後の生産計画：3,000ha程度。本県主食用米に占める割合：25％程度を目指す。

〇まずは「美味しいお米」としての認知度向上
＜県内＞
・主要ＪＡ直売所での試食宣伝・限定販売

＜県外＞
・関西圏の百貨店等での試食宣伝販売
・首都圏の百貨店、アンテナショップ等での試食宣伝販売

〇品質評価やコンテストなどへの出品
〇星取県と連動したＰＲ
・星空観察イベント、星取県宿泊プラン等での提供

【平成31年度】
〇県内外での販路拡大・定番化を目指す。
〇継続的な試食宣伝販売によって、固定客を確保する。
〇「もうかる米」として生産者へ訴求することで生産拡大につなげる。

生産戦略	販売戦略
生産目標 300ha (1,500t) 〇省力化につながる「鳥系93号」専用肥料の開発〇各JA単位での地区別栽培暦を作成 →各地域に合った栽培暦に改定〇米食味ランキングでの特A取得を目指す。（参考出品）〇「鳥系93号」推進大会・食味コンクールの開催	〇本格販売を開始。県内外の小売店へのアプローチにより、小売店での定番化を目指す。〇ブランド化・販売に係る協議会を立ち上げ〇H30に試食宣伝を実施した関西圏・首都圏の百貨店でも定番化を目指すことで、ブランド構築を図る。

【平成32年度】
〇鳥取県の主食用米の顔となる品種となることを目指す。
〇全国的にも知名度が高い米となることを目指す。

生産戦略	販売戦略
生産目標 1000ha (5,000t) 〇良食味栽培技術の確立〇特別栽培等の高付加価値商品を開発、特別栽培用暦を作成。〇米食味ランキングでの特A取得を目指す。	〇主食用米としてのブランド定着〇鳥取県の主食用米の顔となる品種として位置付け。〇全国的にも知名度が高い米となることを目指す。

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
既査定額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
保留要求額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
復活要求額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
追加要求額	1,500	0	0	0	0	0	0	0	1,500
保留・復活・追加要求額	1,500	0	0	0	0	0	0	0	1,500
要求総額	1,500	0	0	0	0	0	0	0	1,500

区分	事業費	一般財源
計上額	1,500	1,500
保留	0	0
別途	0	0

「鳥系９３号」ブランド化推進事業

事業費

事業内容

１　背景

２　事業の概要

３　生産・販売戦略等

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位：千円)

財政課使用欄(単位：千円)

「鳥系９３号」ブランド化推進事業

事業費

事業内容

１ 背景

２ 事業の概要

３ 生産・販売戦略等

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位：千円)

財政課使用欄(単位：千円)

１　背景

２　事業の概要

３　生産・販売戦略等