1事業概要
鳥取県星空保全条例の趣旨を踏まえ、県民等が鳥取県の美しい星空が見える良好な環境について理解を深め、もって星空環境を県民の貴重な財産として保全することを目指し、星空環境を活用した教育の機会を提供する。
2背景
「鳥取県星空保全条例」の新設に伴い、県民等を対象とした星空環境を活用した教育を推進する必要がある。
※「鳥取県星空保全条例」第19条
県は、県民等及び事業者に対して星空環境を活用した教育の機会を提供するとともに、県民等が自発的に行う星空環境活用教育の活動が促進されるよう、必要な情報の提供に努めなければならない。
3事業内容
(1)学校行事及び県立青少年社会教育施設における星空観察事業 1,482千円
学校行事や県立船上山少年自然の家及び大山青年の家の主催事業等で、天文等に詳しい講師を招いてプラネタリウムや星空観察を行う。
<実施例>
○小・中学校が行う県立青少年社会教育施設での宿泊体験等
○県立青少年社会教育施設における主催事業
・船上山少年自然の家:[新規]一泊二日「夏の夜の集いin船上山(仮)」(各季節に実施)
・大山青年の家:[新規]日帰り「夏の星を見る会(仮)」、[拡充]一泊二日「親子でお泊り会」等
(2)県立青少年社会教育施設機器整備事業 1,181千円
県立船上山少年自然の家及び大山青年の家で行う星空観察に使用する機器を整備する。
(3)移動型プラネタリウム実施事業 432千円
エアドームを使用した移動型プラネタリウムを県立船上山少年自然の家と大山青年の家が開催するまつり等で実施する。
<実施例>
・船上山少年自然の家:船上山さくらまつり、ウィンターフェスティバル
・大山青年の家:春の親子フェスティバル、秋祭り
(4)星空映像コンテスト実施事業 180千円
県内小中高等学校、特別支援学校の児童生徒を対象に、県内の星空を撮影、編集(ナレーション入り)したデジタル映像作品をコンテスト形式で募集する。優秀作品は、表彰し、県内の社会教育施設等で上映する。
部門:小学生、中学生、高校生の3部門
応募資格:グループ(クラブ・部活動含む)
表彰対象:各部門 優秀賞1件、準優秀賞1件
表彰:表彰式を行い優秀作品を上映
4事業費
事業名 | 要求額 | 事業内容 |
(1)学校行事及び県立青少年社会教育施設における星空観察事業 | 1,482 | 学校行事や県立青少年社会教育施設が行う主催事業等において、天文等に詳しい講師を招いてプラネタリウムや星空観察を行う。 |
(2)県立青少年社会教育施設機器整備事業 | 1,181 | 県立青少年社会教育施設が星空観察を行うために使用する天体望遠鏡や双眼鏡等の備品を購入する。 |
(3)移動型プラネタリウム実施事業 | 432 | 県立青少年社会教育施設が開催するまつり等において、専門業者に委託してプラネタリウムの上映会を実施する。 |
(4)星空映像コンテスト実施事業 | 180 | 県内小・中・高・特別支援学校の児童生徒等を対象に、県内の星空を撮影、編集した映像作品をコンテスト形式で募集する。 |
合計 | 3,275 | |
※地方創生推進交付金充当