事業概要
米国バーモント州と交流10周年の節目として記念事業を催し、行政団および文化公演団を米国に派遣して両県州交流のPRを行うもの。
事業の目的
米国バーモント州と本県は2008年に「友好親善に関する覚書」を取り交わし、青少年交流や大学間の相互交流を続けてきた。これまでの交流をより深めるため、バーモント州内において鳥取県の認知度向上、及び両県州の関係についての周知を図る。
事業の背景
2017年7月に平井知事がスコット・バーモント州知事と初めて会談した。これまでの交流の蓄積が相互の友情を深めてきたことについて認識を共有し、覚書締結10周年の節目となる来年、両県州の関係発展について合意がなされた。
【これまでの交流内容】
○鳥取県・バーモント州青少年交流(国際交流財団委託事業)
(2008〜/派遣8回、受入5回)
受入時期: 4月 派遣時期: 10月
(主な交流内容)
・環境に関するフィールドワーク
・高校の授業参加、ホームステイ
・相互の知事表敬、地元の大学視察等
《その他の交流》
○ 鳥取大学医学部、バーモント大学部医学部交流
(2008年に学術交流協定を締結)
→ 2005年以来、両大学間で相互に医学研修を実施。
○ 鳥取環境大学とミドルベリー大学との交流
(2012年に学生交流実施について合意)
→ ミドルベリー大学日本校に留学中の生徒が来県し、環境関係のフィールドワークなどを通して毎年交流している。
○ 「バーリントン太鼓」の米子がいな祭参加(2002年)
→ バーモント州バーリントン市の和太鼓グループとの交流。財団主催で「バーモントを知る会」「日米和太鼓交流」も同時開催。
○ バーモント州で本県伝統工芸体験教室を開催(2009年)
→ 因州和紙のちぎり絵や折り紙、竹細工の体験教室を実施
○ バーモント青少年公演団れ(2017年)
→ 文化交流の一環として、「Young Tradition Vermont」を受入れ、11月開催の県総合芸術文化祭(とりアート)で公演予定。 また、県内滞在中に青少年と音楽を通じた交流を行う予定。
事業内容
(ア) 時期 2018年7月頃
(イ) 場所 米国バーモント州内
(ウ) 内容 バーモント州内で開催される催事での本県芸能
披露、パネル展示。記念式典。
(エ) 規模
行政団 4人(知事+行政職員2人+国際交流員)
公演団 5人+引率2人(行政職員1人+外部通訳1人)
民間団 10人程度 (財源は夢みなと基金等を活用)
(オ) 概要
・記念式典の実施。
・知事団及び文化交流団を派遣し、県の伝統文化を
紹介するとともに、鳥取県のPRを行う。
※派遣時期には米国独立記念日の関連行事が
あり、鳥取県のPRを行えるよう調整している。
(カ) 予算内訳
・訪問団出張費 4,916千円
・その他イベント経費 640千円