1 事業概要
県内の畜産生産基盤の強化を図るため、国庫補助事業(畜産クラスター事業(畜産・酪農収益力強化総合対策基金等事業))を活用して施設整備を行う法人等を支援する。
2 補正理由
畜産クラスター事業は全国的に人気が高く、これを受け国は令和元年度補正予算において補正予算が計上される見込みである。
これに対し、県内で施設整備を検討している畜産経営体への支援を迅速に行うことで、県内畜産生産基盤の強化を図る。
3 補正内容
畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業(施設整備事業)
畜産クラスター計画に位置付けられた地域の中心的な経営体が行う規模拡大のための施設・機械整備を支援。
・国庫財源:国補助率1/2(間接補助事業)
・補助金の流れ:国→県→市町村→事業実施主体
・事業実施主体:鳥取地域全農クラスター協議会(仮称)
4 要求額
(単位:千円)
取組主体 | 関係市町村 | 整備内容 | 事業費 | 補助額 |
畜産業者 | 大山町 | 豚舎新築、汚水処理施設整備 | 900,000 | 450,000 |
合 計 | | | 900,000 | 450,000 |
5 補正による効果
畜産クラスター施設整備事業を活用する養豚業者の生産基盤強化による生産性向上に伴い肉豚出荷頭数が増加することで、県が策定した「鳥取県農業生産1千億円達成プラン」の目標達成に寄与する。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・国は平成27年度補正で畜産クラスター事業を始め、施設整備については国事業で取り組むことになった。
これまでの取組に対する評価
現在16地区が国クラスター事業を活用。15地区がしゅん功。1地区が事業実施中。(令和元年12月1日現在)
事業実施により酪農・肉用牛とも増頭が進み、生産性向上が図られている。