これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成29年度半ばより、国際経済動向を踏まえた海外展開の方向性、課題等についてワーキンググループ(WG)にて産業別(自動車・医療機器・食品)に検討し、現在それぞれ次の展開を検討しているところ。
また、平成30年度より国際経済動向の変動により拡大する海外市場の獲得に取り組む県内企業の取組を、海外需要獲得支援事業補助金により支援。同補助事業を活用し、東南アジア地域における海外展開方向性を調査した中小企業グループにおいて、現地の研究機関や自治体と連携した、より具体的な取り組みが生まれつつある。
これまでの取組に対する評価
TPP11や日EU・EPAの発効が発効し、県内企業の外需獲得のチャンスが広がるとともに、県内企業が海外でさらされる競争も激しくなる。これまでの取組を発展させ、下記の1、2の支援により海外需要を獲得する中核的企業を育成していく。
1 具体的取組支援
これまでのWGや、補助事業を活用した取組が、具体的な展開の取組に結びつきつつある。こうした取り組みを支援し、海外需要獲得に結びつける。
(例)
〇自動車WGから、国内外を見据えた県内自動車産業振興のプラットフォームへの発展
〇補助事業を活用した調査から、現地の研究機関と連携した製品評価、海外販路開拓
2 グローバル人材の育成・確保
併せて、不足しているグローバル人材の育成・確保を支援することで、県内企業が海外展開の体制整備を後押しする。