1 調整要求内容
学生の県内企業への就職促進を図るため、高校3年生を対象に学校を通じて「とっとり学生登録」の登録用紙を配布し、希望する学生やその保護者に県内企業や就職に関する情報を提供している。
- 希望のあった学生に対する情報提供は、ふるさと鳥取県定住機構が運営する就職情報サイト「とっとり就活ナビ」に取り込んで情報提供を行っており、当該情報をデータ入力するための経費が必要である。
2 一般段階査定結果
ゼロ査定⇒学生登録のデータ入力外部委託について、紙で登録させるのは非効率であり、学生をサイトに誘導して直接入力してもらう方法を検討
3 調整要求理由
◆平成31年3月高校卒業生については、すでに学校を通じて「とっとり学生登録」の登録用紙を配布済みであるため、学校を通じて提出される生徒に係る情報についてはデータ入力作業が必要である。
・「とっとり学生登録」については、主に保護者を対象に各高等学校を通じて12月〜1月に申込用紙を配布し、希望者は3月中に学校に提出していただき、学校単位で県(雇用政策課)に送付いただいている。
・提出された申込書は雇用政策課から定住機構に送付し、定住機構はデータ作成を外注して「とっとり就活ナビ」への登録を行うとともに、雇用政策課に保護者向け発送用データファイルを作成し送付している。
・9月議会において浜田一議員から「とっとり学生登録」に係る質問を受け、保護者向け発送の拡大を図るため、高等学校課と協議し、「とっとり学生登録」の様式をより保護者登録がし易いよう様式を見直すとともに、12月に各学校が実施する生徒・保護者との3者面談の際に配布し、登録を呼びかけるようお願いをしたところ。
・31年3月卒業生の学生登録については、紙ベースの登録をお願いしており、約1000件の申込が予想されていることから、登録データの入力作業を定住機構が直接行うことは事務負担が大きく、現在の人員体制では困難。
・以上から、31年3月末卒業生の登録データ作成については、従来どおり外部委託により実施することとし、必要な予算措置をお願いするもの。
◆今後は、登録用紙の配布ではなく、生徒が「とっとり就活ナビ」に直接登録するよう誘導することや情報提供を希望する保護者も「とっとり就活ナビ」に情報登録がスムーズに行えるよう入力フォームを見直すことを検討する。
・従来から「とっとり学生登録」により登録を希望しない方に対しては、Web登録による方法も案内しているが、32年3月卒業生に係る「登録」については、Web登録に誘導するよう検討する。
・現在のWeb登録画面は、学生(子)の情報中心の画面となっているため、保護者登録がし易いような内容を検討する。
4 調整要求額
ふるさと鳥取県定住機構への委託料
(データ入力作業に必要な経費) 110千円
システム改修費 507千円
(一般段階の査定額で不足する部分を調整要求)