現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 商工労働部のGTIと連携した北東アジア輸送ルート確立事業
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

GTIと連携した北東アジア輸送ルート確立事業

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商工労働部 通商物流課 - 

電話番号:0857-26-7850  E-mail:tsushou-butsuryu@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算額 21,020千円 9,526千円 30,546千円 1.2人 0.0人 0.0人
31年度当初予算要求額 21,020千円 9,526千円 30,546千円 1.2人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 26,734千円 15,096千円 41,830千円 1.9人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:21,020千円  (前年度予算額 26,734千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:21,020千円

事業内容

1 目的・背景

国の日中第三国市場協力フォーラムにおいて、10月25日に吉林省と「鳥取・吉林ADAS・EVプロジェクト」の推進に関する覚書を締結。
    • その他52の覚書を国家プロジェクトとして、経済産業省が進捗状況をチェックする。
    • 吉林省との連携を一層強化し、県内ADAS・EV関連企業の中国第一汽車向けデバイス製品の供給及び量産化に向けた取組を実施する。
    • また、吉林省との連携やGTIの枠組みを活用し、当該物流ルートとしてのDBSのザルビノ延伸ルート構築に向けた取組を実施する。

2 事業概要

 鳥取県と吉林省を結ぶ新規物流ルート開設のための取組を5年間を目処に継続して実施。地方創生推進交付金(経済産業省・地域未来投資枠) 事業、31年度は2年目。) 【主な取組】
  • 県内ADAS・EV関連企業と第一汽車との共同実証実験推進への支援
  • 第12回北東アジア博覧会での第一汽車と連携した県内ADAS・EV関連企業のデバイス製品PR
  • DBSクルーズフェリーによるザルビノ延伸トライアル輸送の継続実施及びGTI地方協力委員会との連携した取組
  • 吉林大学自動車工程学院学生の県内ADAS・EV関連企業でのインターンシップ受入に向けた取組

3 鳥取・吉林海上輸送ルート構築事業

(1)要求額 16,156千円(12,500千円) (2)概要
 境港と吉林省を結ぶ海上物流ルートの新たな構築・定期航路化を目指し、中国第一汽車との取引が想定されるデバイス製品や潜在貨物である生鮮食料品等の輸出入上の課題把握及びその解決を図り、安定的に輸送可能な物流ルートを構築するため、平成31年度は、平成30年度に実施できなかった種類の貨物輸送や輸送方法など様々なケースを検証する。
  • 実施時期:年2回(6月、8月頃)
  • 想定貨物:20ft貨物2本/1回程度
    6月
    (検証事項)
    • 輸送品質把握のための精密データの取得(温湿度、振動計測)
    • ザルビノ→琿春間における効果的な保冷輸送方法の検証
    • ザルビノ港における輸出貨物の検疫証明書の取扱い状況の確認
    (想定貨物)
    • 第一汽車向け部品ラック(返却用)(新規、輸入)
    • 県内企業北東アジア博覧会出展向け食料品(輸出)
    • 生鮮野菜、冷凍魚(輸出) 等
    8月
    (検証事項)
    • 6月輸送で把握した温湿度、振動計測に基づく貨物の輸送検証
    • 琿春→ザルビノ間における効果的な保冷輸送方法の検証
    • ザルビノ港における輸入貨物の検疫証明書の取扱い状況の確認
    (想定貨物)
    • 北東アジア博覧会展示デバイス製品(輸出) 
    • 夏野菜、割り箸(輸入) 等
  

※トライアル輸送が2回必要となる理由

  • 精密なデバイス製品の確実な輸送ルートを確立するため、輸送時の振動・温湿度を一度計測した上で、そのデータに基づく貨物の輸送検証を行い、確実な輸送品質を実証する必要があること。
  • 生鮮食料品の確実な輸送ルート確立のため、比較的涼しい時期と猛暑時の2回に分けて、輸送品質の検証を行う必要のあること。
  • DBSの通常の輸出貨物は好調に推移しており、輸出時の貨物室のスペースは、2コンテナ分程度しか空いていないため、一度に多くのトライアル貨物を出せないこと。
  • 昨年10月に「鳥取・吉林ADAS・EVプロジェクト」の推進に関する覚書を締結し、吉林省側も本県の取組に関心を持ち、協力の意向を示してくれており、プロジェクト推進の機運が高まっていること。

(3)実施方法
 以下の2つの業務について、専門の業者等に委託して実施。
  • 新たな寄港地への運航業務(2回分)
  • 上記の運航に係る貨物輸送実証実験業務(2回分) 
    区分
    運航業務
    貨物輸送業務
    委託先
    船社
    物流業者
    委託内容
    (経費)
    • ザルビノ延伸運航の実施に要する経費(※実費相当)
    • 報告書作成経費
    [想定経費(1回あたり)]
     往復の燃料費 約1,668千円
    • 船舶のロシア側港湾の寄港(ザルビノ港、ウラジオ追加寄港)に要する経費
    • 輸送の手配及び実施に要する経費
    • 輸送の結果(通関や鉄道への接続状況も含む)報告書作成に要する経費

    [想定経費(1回あたり)]
     出発港と到着港の入出港料、水先人料、タグボート料、代理店料、荷役料等 約3,918千円

     国内輸送費、海上輸送費、国外輸送費、通関費用、特殊梱包経費
     約1,793千円(20ftコンテナ2本)
    必要経費
    4,035千円
    12,121千円

(4)平成32年度以降の取組計画
平成32年度
  • 不定期運航サービス(H33〜)で輸送候補となる貨物(H31年度に掘り起こしを行う)のテスト輸送(1回)
平成33〜34年度
  • 貨物量増加による不定期運航サービス開始(補助への切り替えも検討)
平成35年度
  • ザルビノルートの定期航路化

4 鳥取・吉林ADAS・EVプロジェクト事業補助金

(1)要求額 2,700千円(2,700千円)
(2)概要
 EV市場のシェア拡大が見込まれる中国第一汽車(吉林省)に対し、車載デバイス製品供給化を目指す県内ADAS・EV関連企業11社に対し、必要経費の一部を助成する。(地域牽引事業者の認定が必要。現在2社認定済み。その他の企業に対しても、来年度の認定申請の提出を依頼済み。)

(3)実施方法
  鳥取・吉林ADAS・EVプロジェクト参加企業に必要経費の一部を補助。
補助対象
 鳥取県と吉林省の交流の枠組みにより行う中国第一汽車との実証実験交流に参加する県内ADAS・EV関連企業
対象経費
 渡航経費、デバイス輸送(海上、航空)経費、各種認証・規格取得手数料調査費、各種証明認可、翻訳通訳料等、実証実験交流に必要となる経費
補助内容
・補助率 1/2
・上限 450千円
必要経費
 450千円×6社=2,700千円

5 ADAS・EV人材受入検討事業【新規】

(1)概要
   鳥取県がADAS・EV関連の高度人材が集まる地域となることを目指し、吉林省自動車工程学院の優秀な人材に県内ADAS・EV関連企業で就職してもらうことを目的としたインターンシップ受入事業について、平成32年度からの実施に向けた取組を実施する。

(2)実施に向けたスケジュール
平成31年度
  • 8月:吉林大学学生来県による県内企業・大学視察(視察後、事業の実施フレームについて意見交換)
  • 10月:吉林省訪問による関係者会議の実施(事業実施方法の大枠を決定)
平成32年度
  • インターンシップ受入事業の開始

    (3)平成31年度実施事業
       インターンシップ先としての県内ADAS・EV関連企業の魅力を知ってもらうため、吉林大学自動車工程学院の学生に来県いただき、県内企業や大学の視察を実施する。
      実施時期
      平成31年7〜8月(1週間程度)
      受入人員
      吉林大学自動車工程学院学生5名程度
      内容
      事前研修、県内観光地視察、県内ADAS・EV関連企業視察、県内大学視察、学生との交流、意見交換会
      経費負担
      • 学生・随行職員の渡航費は吉林大学側が負担。
      • 滞在費は県が負担。
      備考
      滞在費については標準事務費対応。

    6 中国・吉林省北東アジア博覧会出展事業

    (1)要求額 964千円(964千円) (2)概要
       吉林省で開催される国家級の博覧会である第12回北東アジア博覧会に参加し、県内ADAS・EV関連企業の次世代のデバイスを第一汽車ブース内に展示するとともに、鳥取県単独ブースにおいては、食品・日用品等の県内製品を出展する。

    (3)出展目的
    • 第一汽車ブースにおいては、県内ADAS・EV関連企業の次世代のデバイスを第一汽車と共同展示することで、双方企業のビジネス連携の可能性を高めていく。
    • 鳥取県ブースにおいては、吉林省企業との商取引を促進し、DBSザルビノ延伸航路の貨物創出に繋げる。

    7 GTI地方協力委員会への参画

    (1)要求額 1,200千円(9,270千円) (2)事業内容
       DBSのザルビノ延伸ルートの実現に向けて、GTI地方協力委員会及び関連会議への参加を通じ、関係地域と課題を共有するとともに、課題解決に向けた取組を実施する。
      【参加想定会議】
      • 第7回GTILCC準備会議及び本会議(モンゴルヘンティ県)
      • GTI諮問委員会
      • 関係地域との個別協議(黒竜江省・吉林省を想定)
    (3)必要経費
      報償費:600千円(通訳謝金 150千円×上記4会議等)
      特別旅費:600千円(通訳旅費 中国:150千円×1名×4回)
    資料1(プロジェクト概要) 資料2(ロードマップ) 資料9(人材交流)

    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    ○鳥取県と吉林省との友好県省提携の締結(鳥取県知事・吉林省長署名/2017.11.26)を契機に鳥取・吉林ADAS・EVプロジェクトが始動。以後、県内ADAS・EV関連企業と中国第一汽車との間で定期的な相互訪問を継続。

    ○鳥取県と吉林省を結ぶ新たな物流ルートの構築を目指し、DBSクルーズフェリーをロシアザルビノ港まで延伸し、両県省間の貨物を輸送するトライアル輸送の取組を実施。(本年4月、10月)

    ○DBS航路を広域図們江エリアの国際物流ルートと接続し、本県が北東アジアゲートウェイの拠点としての役割を果たすことを目的に、2018年7月にGTI地方協力委員会を本県で開催。

    これまでの取組に対する評価

    ○「鳥取・吉林ADAS・EVプロジェクト」は、DBSによるザルビノ延伸の取組による第三国での物流促進を目的としており、日中両政府が進める第三国市場協力フォーラムの主旨に合致。経済産業省からも両県省の取組に対して後押しがあり、2018年10月25日には、「鳥取・吉林ADAS・EVプロジェクト」を一層推進していくため、平井知事と吉林省長の間で覚書を締結。

    ○DBSのザルビノ延伸トライアルの取組により、実際に当該ルートにより輸送を行ってみることで、大連ルートより4日間程度リードタイムが短縮するメリットがあることが判明したほか、ロシア極東税関の対応におかる課題が判明するなど、様々な収穫が得られた。

    ○GTI地方協力委員会ロジスティック小委員会(LSC)において、鳥取県と吉林省はザルビノ延伸トライアル輸送を共同提案し、GTIのプロジェクトとして承認された。

    財政課処理欄


    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 26,734 11,817 0 0 0 0 0 0 14,917
    要求額 21,020 9,910 0 0 0 0 0 0 11,110

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 21,020 9,910 0 0 0 0 0 0 11,110
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0