1 事業概要
病棟の湿度をコントロールする外調機(9台)が故障等により停止し、修理対応もできないため、平成30年度から年次的に更新することとしている。
平成31年度は、入院患者に最も影響のある病室系統3台の改修工事を実施する。(設計はH30に実施)
<外調機(外気処理空調機)の機能等>
・湿度を適度に調節しながら(加湿)、室内に外気を取り入れる(換気)ための空調設備。
・ファンコイルユニット(冷暖房)と外調機の両方が動作することにより、室内の良好な空気環境を保つことができる。
・法定耐用年数は17年。
2 目的・背景
・病棟に設置している外調機が、配管の漏水や部品故障等により全て(9台)停止しているが、設置後31年が経過しており、修理対応もできない。
・外調機が停止していることで、室内の加湿対策が不十分であるため、冬季など室内が乾燥しやすい時期は、インフルエンザ等の感染症の拡大が懸念される。
・院内に病室は計99室あり、日々の湿度管理を考えた場合、現実的に対応可能な方法としては、外調機の更新以外にはない。
・
<参考>
9台のうち、残り3台(ナースステーション系統ほか)についても早期の対応が必要であり、H32の更新を想定している(設計・工事で計50,000千円程度)。
3 年次計画
| 病室系統3台
(5〜7階) | 病室系統3台
(2〜4階) | ナースステーション系統3台 |
H30 | 設計、工事 | 設計 | |
H31 | | 工事 | |
H32 | | | 設計、工事 |
4 所要額(H31)
工事費:34,100千円