現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 危機管理局の【統合】ガス・火薬・電気工事費
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:銃砲火薬ガス等取締費
事業名:

【統合】ガス・火薬・電気工事費

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危機管理局 消防防災課 保安担当 

電話番号:0857-26-7063  E-mail:shoubou@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算額 7,290千円 10,319千円 17,609千円 1.3人 1.0人 0.0人
31年度当初予算要求額 7,290千円 10,319千円 17,609千円 1.3人 1.0人 0.0人
30年度当初予算額 7,290千円 10,329千円 17,619千円 1.3人 1.0人 0.0人

事業費

要求額:7,290千円  (前年度予算額 7,290千円)  財源:手数料 

一般事業査定:計上   計上額:7,290千円

事業内容

1 事業概要

(1)高圧ガス及び液化石油ガスの保安を確保するため、事業者に対する立入検査や優良な事業者などに対する表彰を行うなど様々な機会を捉えて、事業者に対する保安意識の啓発と事故の未然防止を図るほか、高圧ガス及び液化石油ガスの取扱等に係る免状の交付事務を実施する。

    (2)火薬類の適切かつ安全な取扱いにより事故の未然防止、災害防止、公共の安全を目的とする火薬類取締法の適切な運用が目的である。

    (3)電気工事の作業に従事する者の資格を審査し、義務の履践を確保することにより、電気工事の欠陥による災害の発生を防止するとともに、電気工事業を営む者の登録等及びその業務の規制を行うことにより、その業務の適正な実施を確保し、以て電気工作物の保安を確保するものである。このほか、電気工事や電気用品の安全を確保するため、技能競技大会における成績優秀者に対する知事表彰や、販売事業者に対する検査を実施する。

2 制度変遷

(1)県知事の事務として配分されている高圧ガス及び液化石油ガスの保安の確保のため、法令に基づく立入検査や事業者に対する監督指導を継続的に実施するとともに、平成13年度から開催されている高圧ガス保安大会において、高圧ガスや一般消費者用の液化石油ガスの保安に功績のあった事業者等に対する知事表彰を行っている。また、同様に県知事の事務として配分されている高圧ガスの取扱に係る免状や、液化石油設備士免状の交付事務は、平成10年度から高圧ガス保安協会に委託している。
(2)火薬類免状の交付事務は、平成29年度から全国火薬類保安協会に委託している。

(3)電気工事士は、経済産業大臣が実施する電気工事士試験(電気工事士法6条3項)に合格した者のうち、電気工事士免状の交付を受けた者をいい(同法3条1項、2項)、500kwの自家用電気工作物を扱うことができる第一種電気工事士と、それ以外の第二種電気工事士とに大別される。電気工事士免状は知事が交付する(同法4条2項)が、本県では第二種電気工事士免状について平成20年度から、第一種電気工事士免状については平成29年度から、いずれも鳥取県電気工事業工業組合に交付等の事務を委託している。電気工事業は登録制となっており、本県内にのみ事業所を有する事業者については、知事が登録等に係る事務を掌理する(電気工事業の業務の適正化に関する法律3条1項)。

3 事業実績

(1)事業者に対する許認可等の実績
 ○高圧ガス事業者に対する許認可等
  「高圧ガス保安法」(以下、「高圧法」という)及び「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」(以下、「液石法」という。)に基づく製造、設置等の許認可及び定期検査等
 ○火薬類事業者に対する許認可等
  「火薬類取締法」に基づく火薬類の販売、貯蔵、移動、廃棄に係る許認可事務及び定期検査等
 ○電気工事業者に対する許認可等
  「電気工事業法」に基づく申請による登録及び建設業許可を受けている事業者に係る届出による登録等
平成27年度実績
平成28年度実績
平成29年度実績
平成30年度見込み
許認可等件数(件)
276
216
179
200

(2)免状交付等の事務の実績
 免状交付等の事務には、高圧ガス製造保安責任者、販売主任者、液化石油設備士、火薬類取扱保安責任者、電気工事士等の免状の交付、再交付及び書換が含まれている。
平成27年度実績
平成28年度実績
平成29年度実績
平成30年度見込み
交付等の数(件)
410
502
473
500

(3)保安啓発及び表彰等の実績
 平素から、事業者に対する講習会や立入検査等の機会を捉えて事業者に対する保安の確保を呼びかけるとともに、毎年10月に開催される高圧ガス保安大会においては、保安啓発のための講習会を県主催で開催している。また、この際、高圧ガスの保安に尽力された事業者等に対し、知事表彰を授与している。
平成27年度
平成28年度
平成29年度
平成30年度
表彰対象
5
5
5
3
(いずれも実績)

4 委託事業の実績

 従来から、高圧ガス・液化石油ガス関係免状及び第二種電気工事士免状の交付等の事務を、関係機関に委託している。平成29年度からは火薬類免状及び第一種電気工事士免状についても委託を行っている。
平成27年度実績
平成28年度実績
平成29年度実績
平成30年度見込み
処理件数(件)
369
455
473
450
委託金額(円)
1,558,566
1,864,288
1,570,396
1,500,000

5 高圧ガス保安指導員の職務等

 非常勤職員である高圧ガス保安指導員は、高圧法及び液石法に基づき、主として高圧ガスである液化石油ガスの販売事業者や一般消費者の保安の確保のための実地指導等に従事している。
※立入検査実績(のべ数)
平成27年度
平成28年度
平成29年度
平成30年度見込み
販売事業者
136
123
111
110
保安機関
132
122
120
120

6 要求額

7,290千円
<内訳>
○標準事務費以外 5,069千円
(1)高圧ガス関係 3,288千円
  (指導員関係費、講演会委託料、免状交付等事務委託料等)
(2)火薬類関係 65千円(記念品、免状交付等事務委託料)
(3)電気工事関係 1,716千円(免状交付等事務委託料)

○標準事務費 2,221千円
<財源>
 手数料収入 7,284千円
 その他 6千円(指導員共済費本人負担分)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)許認可業務
 許認可業務を円滑かつ計画的に実施した。
(2)保安検査及び立入検査
 保安検査、及び立入検査については、効率的かつ効果的に実施した。特に、液化石油ガスの販売事業所及び認定保安機関に対する立入検査については、全事業者を対象に実施するよう計画的に実施した。
(3)保安講習会の開催及び講師派遣
 県内の高圧ガス関係事業者が一堂に会する鳥取県高圧ガス保安大会において実施する講習会のほか、各種講習に講師派遣するなどして、保安啓発に取り組んだ。
(4)保安功労者の知事表彰の実施 
 高圧・液石ガスの保安に功績のあった事業者等に対する知事表彰を実施した。
(5)免状交付事務
 免状の交付事務を関係機関に委託して実施した。

これまでの取組に対する評価

(1)許認可業務
 事業者の利便性に配慮し、可及的速やかな応答と対応を心がけることにより、適時適切かつ迅速な事務処理を実施した。
(2)保安検査及び立入検査
 事業者の保安の確保を点検確認することにより、高圧ガス保安法に係る事業者起因の事故を1件にとどめた。一方で、事業者に起因する液化石油ガスの事故は3件発生し、保安啓発の強化が必要である。
(3)保安講習会の開催及び講師派遣
 講習の機会を捉えて、法令に関する基礎知識と保安の重要性を周知し、事業者に対する啓発に努めた。
(4)保安功労者の知事表彰の実施 
 高圧ガス関係では、これまで功績のあった優良販売事業者2事業者と優良業務主任者3名に対する知事表彰を行い、事業者の士気の高揚を促すことができた。
(5)免状交付事務
 契約手続き事務並びに完了検査及び委託費用の支払い等を迅速に実施し、円滑な業務委託に務めた。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 7,290 0 7,284 0 0 0 0 6 0
要求額 7,290 0 7,284 0 0 0 0 6 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 7,290 0 7,284 0 0 0 0 6 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0