これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)原因分析及び対策の検討・実施
・毎年5月に各任命権者の事故防止担当課を集めて「公務中における交通事故0(ゼロ)をめざした担当課対策会議」を開催。
・各職域委員会で公用車事故防止を共通の重点事項に位置づけて対策を実施。
・原因分析のための詳細な調査を行い、事故の背景にある問題を洗い出し、再発防止の取組に反映させる。(職員の勤務状況や運転技術との関連、駐車場等の構造的な問題等)
(2)職員の運転技能向上
・自動車学校を活用した運転実技研修を実施。(基本的運転技術スキルアップ研修、安全運転マイスター研修・伝達研修)
(3)交通事故(公務外の事故を含む。)を起こした職員への対応
・事故の程度に応じて研修等を受講させる。(違反者講習、運転適正検査に基づく指導等)
・事故の程度に応じて一定期間公用車の運転を自粛させる。(7日間、15日間、1か月)
(4)意識啓発
・事故発生状況を職員に周知し、再発防止の注意喚起を行うとともに、各所属において出張する職員に対して鳥取県職員「安全運転5則」の徹底や安全運転の声かけを徹底するよう伝えている。(事故発生の都度)
・同乗者による安全誘導やタクシー利用など事故防止のためにとるべき行動・取組の徹底。
・無事故・無違反所属の認定や無事故・無違反ラリーへの参加呼びかけ。
(5)ハード面の環境整備
・ドライブレコーダーの試験的設置、安全装備(バックモニター等)の充実に向けた情報収集。
・県施設内の駐車場、通路等の点検・改善。(十分な駐車枠の確保等)
・コーナーセンサーを全てのリース車両(約530台)に設置済。
これまでの取組に対する評価
・近年の公用車事故件数は、60件台で横ばい状況。
・駐車場内での接触事故の発生割合が高く、事故撲滅に向けて継続して粘り強く取り組む必要がある。