○PCB使用安定器の掘り起こし調査
・本調査は、高濃度PCB廃棄物等の期限内処理(安定器:平成32年度末)を達成するため、環境省が定めたPCB廃棄物等掘り起こし調査マニュアル(H30.8改訂、第5版)(以下、「マニュアル」という。)に基づき実施するものであり、処理期限内の高濃度PCB廃棄物等の処理を達成するには、本調査の実施が必要不可欠である。
(マニュアルに基づいた調査が行われなかったことによる調査漏れがあった場合、県の責任を問われることになりかねない。)
・鳥取県の管轄区域内の調査対象事業者は、約6000件と件数が膨大であり、これらの事業者に対するアンケートの発送、問い合わせ対応、電話による回答の催促、回答結果のとりまとめ等の業務を現在の人員で行うことは困難であり、委託による調査を行う。
また、アンケート未達事業者の調査や、調査への未回答者に対する再度のアンケート調査、電話及び現地調査等も必要となるため、電気設備に関する専門の知識を有した非常勤職員の雇用により対応人員を増員し、調査に当たることが必須である。アンケート調査の委託及び事業者への立入調査等を行う非常勤職員について、調整要求を行う。
・なお、掘り起こし調査については、高濃度PCB使用製品等の調査経費として、平成29年度より地方交付税交付金の措置がなされているところである。(資料2 環境省事務連絡のとおり)