これまでの取組と成果
これまでの取組状況
かにっこ館については、開館当初の年間入館見込者数111千人に対し、平成29年度の入館者実績は238千人と、計画を大きく上回る成果を出している。
一方で、県有施設・資産有効活用戦略会議において、県有施設・資産を活用した官民連携(PPP/PFI)の積極的な活用や、県有施設・資産の適正管理、戦略的活用の方策などを検討した結果、管理業務を効果的かつ効率的に行うため、かにっこ館についても他の多くの県立施設と同様に、指定管理者制度を導入することとなった。
このため、平成31年度からの指定管理者を公募し、一般財団法人鳥取県観光事業団を指定することとした。
これまでの取組に対する評価
一般財団法人鳥取県観光事業団は、これまで6つの県立観光施設を管理してきた実績とノウハウを有している。水生生物と水産の魅力発信が、専門的なノウハウを有している県栽培漁業協会への委託や現在のスタッフの継続雇用によって担保されるほか、館内軽飲食の提供などによる利用者の利便性向上や、他の観光施設等と連携したイベント企画などによるさらなる集客増が期待できるものと考えている。