これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 平成26年度の取組
出会いから妊娠・出産、子育てについて、最新の知識や今の若者や保護者が求めている支援を身につけて、自身の(将来の)孫育てにも役立てつつ、また地域で結婚・妊娠・出産・子育ての支援に取り組む“とっとり孫育てマイスター”を養成
(1)講座 「結婚」、「妊娠・出産」、「子育て」、「各種制度」の4講座を実施
(2)受講者数 107名
(3)財源 地域少子化対策強化交付金(国10/10)
2 平成27年度の取組
(1)前年度からの見直し
前年度で受講者数が想定より、多かったことを踏まえ、講座の回数を倍増(東部・中部・西部各4講座×2回)
(2)受講者数 84名
3 平成28年度の取組
(1)前年度からの見直し
平成27年度の受講者数が前年度(平成26年度)を下回った要因として、4講座を全て受講すること、県内3箇所の会場に出向くことなど受講へのハードルが高いことが推測され、より受講しやすい講座となるよう講座の内容を子育て支援に特化し、それぞれの地域に出向く出前講座に一新。
(2)祖父母手帳の作成(10月21日完成)
上記(1)のテキストとして作成
・部数 10,000部
(3)講座の概要
ア 委託先 一般社団法人鳥取県助産師会
イ 講座数 委託数20回分⇒実績:5回(受講者数113名名)
4 平成29年度の取組
(1)前年度からの見直し
各地域に出向く出前講座では、各自治会や公民館の活動として出前講座を依頼するには、地域での合意をとる必要があり、受講したくても受講出来ない方もいることが想定され、個人でも気軽に受講出来る個別会場を創設
(2)講座の概要
ア 委託先 一般社団法人鳥取県助産師会
イ 講座数 委託回数:出前講座分11回、指定会場分9回
ウ 実績 155名(13会場)
これまでの取組に対する評価
平成26年度は、当初の見込みを上回る受講者を確保でき、事業に手応えを感じ、講座の回数を倍にしたが、前年度を下回る結果となった。
受講内容については、平成27年度のフォローアップ講座では、コーチングを学び、子どもの成長と自律性をサポートするコミュニケーション能力を学ぶことが出来たなど講座の内容については、適切だったと考えるが、4講座を受講(半日×2日)、会場も県内3箇所ということから、受講することへのハードルが高かったと思慮される。
本県は、三世代同居の割合が全国(5.4%)に比べ11.7%と高く、家庭内でのシニア世代に対する子育て支援への期待、地域のつながりが都会に比べ深い地域性から、地域で子育て支援を行うためにシニア世代への期待は高い。
よって、より受講しやすい講座に見直しを行い、受講者の掘り起こしを行う。