当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:婦人福祉費
事業名:

婦人相談所費

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子育て・人財局 家庭支援課 DV・ひとり親福祉担当 

電話番号:0857-26-7869  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算額 2,720千円 47,628千円 50,348千円 6.0人 1.0人 0.0人
31年度当初予算要求額 5,900千円 47,628千円 53,528千円 6.0人 1.0人 0.0人
30年度当初予算額 5,844千円 47,670千円 53,514千円 6.0人 1.0人 0.0人

事業費

要求額:5,900千円  (前年度予算額 5,844千円)  財源:国1/2、単県 

一般事業査定:計上   計上額:5,510千円

事業内容

1 事業概要

都道府県に設置義務がある婦人相談所が実施する、以下の業務に係る経費。

    (1)婦人相談所の運営
    (2)婦人相談員の設置

    <婦人相談所の主な業務>
    (1)婦人相談所
    啓発活動、相談、調査、判定、指導・援助、一時保護
    (2)婦人相談員
    支援が必要な者の発見、相談、調査、支援

2 積算根拠

要求額 5,900千円
(単位:千円)
区分
要求額
内訳
前年度
当初予算額
増減
人件費    
特別旅費
報償費
その他
標準事務費
(臨時)
中国・四国地区婦人保護事業研究協議会経費
2,790
25
819
826
1,185

255
2,783
25
913
823
1,300



▲94

▲115

255
5,900
5,844
56

3 背景・目的

婦人保護事業は、配偶者からの暴力被害者、家庭内や経済的な問題等を抱える女性及び人身取引被害者の相談に応じ、助言・指導、一時保護を行うことによって、その者の自立を支援することを目的とする。
    ・昭和32年 婦人相談所設置(売春防止法)
    ・平成14年 配偶者暴力相談支援センター機能付与(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律)
    ・平成16年 人身取引被害者対応開始(厚生労働省通知)

4 昨年からの変更点

○平成31年度中国・四国地区婦人保護事業研究協議会が鳥取県で開催されるにあたり、以下の経費が発生。(前回は平成23年度)
(単位:千円)
区分
要求額
報償費(講師謝金)
40
特別旅費(講師旅費:沖縄)
100
通信運搬費
使用料及び賃借料(会場費・印刷費)
110
255

    ○報償費を見直し減額
    913千円→819千円 ▲94

    ○非常勤職員単価、国要綱単価改正の反映、研修開催地や受講料変更、電話代の福祉相談センター管理運営費からの振替による増減
(単位:千円)
区分
変更額
増減
報酬
2,409→2,415
+6
共済費
374→375
+1
負担金、補助及び交付金
715→718
+3
旅費
588→360
▲228
役務費(臨時費用除く)
599→712
+113


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<事業対象者>
 ・さまざまな生活上の課題を有し支援を必要としている「要保護女子」
 ・配偶者からの暴力をうけた「DV被害者」
 ・いわゆる人身売買の被害にあった「人身取引被害者」 など

<事業内容>
 DV防止キャンペーンや講師派遣などの啓発活動、電話・来所等による個別の相談受付、それに対する情報提供・調査・判定・指導援助を行っている。
 ・平成29年度の総相談件数は3,067件(全県)。
 ・平成29年度の一時保護件数は、31件(全県)。

<近年の主な取り組み>
・委託一時保護決定
 増加するニーズにいち早く、また適切に対応するために、婦人相談所のみにあった委託一時保護の決定権限を、平成18年度には西部総合事務所、平成21年度には中部総合事務所に付与することによって、各圏域で相談から保護、自立支援までの専門的かつ総合的な対応が行えるよう体制を整備した。
・研修
 被害者支援に係る職員の知識・技能の向上を図り、各種研修会への積極的参加、関係機関の支援者を対象とした研修会の開催を行っている。
・DV予防啓発支援員の養成、デートDV予防学習会の講師派遣
 平成22年度、23年度にDV予防啓発支援員の養成講座(ファシリテーター養成講座)を実施し、平成23年度から高等学校等にデートDV予防学習講師として支援員を派遣。DV予防啓発支援員を組織化することで予防啓発体制を整備し、平成25年度からは地域でのDV研修会の派遣も実施している。

これまでの取組に対する評価

平成13年のDV防止法施行以後、広報・啓発活動や研修会の実施を継続してきたことで、婦人相談所がDV相談窓口として認識されつつある。DVに係る相談件数は平成23年をピークに減少傾向にあるが、内閣府の調査結果によるDV被害者の推定数と、実際の相談件数には未だ大きな開きがあるため、今後一層の予防啓発事業を展開していく必要がある。
 高等学校等におけるデートDV予防学習会の実施については、予防啓発体制を整備したことにより、増加する講師派遣依頼に対応することができている。
 
 被害者支援については、電話や来所などで相談に応じ、24時間体制で被害者を保護する体制を整備しており、適切に被害者支援を行っている。
 また、それぞれの職員が意識的に支援技術の向上に努めることで、適切な支援を提供している。一定の経験年数を経た職員は、より専門的な内容の研修に参加し、日頃の電話・相談対応に活かせる技術を習得している。

財政課処理欄


 実績を勘案し金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,844 1,891 0 0 0 0 0 6 3,947
要求額 5,900 2,083 0 0 0 0 0 56 3,761

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 5,510 1,888 0 0 0 0 0 56 3,566
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0