1.流域一体となった総合的な流木対策計画検討(全県展開)
- 河川のトラブルスポットを解消するために、モデル流域(佐治川・土師川)における流域一体となった総合的な流木対策計画策定において得た知見を活用し、全県の他流域への展開を図っていく。
項目 | H31要求額 |
流木対策計画策定 …5流域を想定
【想定流域】
千代川上流域、袋川流域、私都川流域、
日野川上流域、石見川流域 | 12,000千円 |
(H30年度に実施中のモデル流域における総合的な流木対策を全県に展開)
(1)過年度に抽出した河川トラブルスポット上流域における「森林整備(間伐等)」による対策を設定し、その効果を定量的に評価して河川トラブルスポットが解消されるかを判定。
(2)解消されない場合は、「治山」「ため池」「砂防」による対策、並びに「河川」における対策(河床掘削・河川伐開)を設定。あわせて、「河川」における対策(河床掘削・河川伐開)を設定し、それらの対策効果を定量的に評価して河川トラブルスポットが解消されるかを判定。
(3)解消されない場合は、再度「森林」および「治山」「ため池」「砂防」による追加対策を設定。または、当面の対応として河川カメラ設置等によるソフト対策を設定。
⇒上記(1)〜(3)を総合的な流域一体となった流木対策としてとりまとめる。
※1 対策の計画については、対策フロー(案)を作成し、「短期対策」「中長期対策」として整理を行う。
※2 各エリアの対策の効果・コストを比較し、経済的な計画を策定する。
※3 対策内容は、ハード対策、ソフト対策を複合して検討する。
2.河床掘削・河川伐開の実施(他事業で要求)
- トラブルスポット解消のため、即効性のあるハード対策として、河床掘削・河川伐開を実施。
3.河川カメラ設置によるソフト対策(他事業で要求)
- トラブルスポットの解消が見込めない場合の当面の対応としてにカメラや水位計等を設置し、住民に河川情報を提供することで、地域の迅速な防災活動に活用していただく。