1 事業概要
台風19号では多くの箇所で越水により堤防が侵食を受けた結果、破堤に至り大きな浸水被害が発生した。
このため、河道内の阻害(土砂及び樹木)を除去し、洪水を円滑に流下させ越水を防止することが極めて重要であることが再確認された。
ついては、重要インフラ緊急対策事業の対象外の箇所のうち、優先的に対処すべき箇所について、新たに創設された緊急自然災害防止対策事業債を活用し、集中的に河川伐開・河道掘削を実施する。
2 要求内容
・樹木伐採 C=80,000千円
・河道掘削 C=154,000千円
3 今後の対応
水防対策検討会を設置し、台風19号で見えてきた様々な課題を検証し、それに基づいた具体的な対策を議論することとしている。その後、この検討会での議論を踏まえた新たな対策を実施していく。
なお、今回要望する河道掘削及び樹木伐採は、検討会の議論によらず、強化すべきと判断されるもの。今後も継続的に実施していく必要があるが、その中でも、特に緊急的に実施すべきものを今回要求する。