(1)とっとり森・里山等自然保育認証制度の推進
ア とっとり森・里山等自然保育事業費助成事業
平成27年度に創設した「とっとり森・里山等自然保育認証制度」において認証された園の運営費を補助する。
[平成30年10月現在7園を認証]
【補助対象】
とっとり森・里山等自然保育認証制度で認証された園
【負担割合】
県 1/2 ※市町村は任意
【補助基準】
以下の1人当たり月額単価及び有資格者加算単価により、利用児童数に応じて補助
[ ]はH30予算要求単価
利用定員区分 | 基本単価(月額/人) | 有資格者加算単価 |
A | 3〜12人 | 29,270 [28,870] | 2,740[2,570] |
B | 13〜18人 | 26,140 [25,820] | 1,820[1,710] |
C | 19〜24人 | 24,580 [24,300] | 1,370[1,280] |
D | 25人以上 | 23,640 [23,390] | 1,090[1,030] |
※保育士公定価格及び県非常勤単価に準じて見直し
イ とっとり森・里山等自然保育認証園に対する保育料軽減
保護者と生計を一にする第2子(世帯の市町村民税額所得割額が77,101円未満であり、第1子が認証された園に在園する園児に限る。)及び第3子以降の児童に係る保育料を軽減する認証園に対して、その額を助成する。
なお、国による幼児教育・保育無償化実施後(10月以降)は国制度の対象外となる子ども(3号認定課税、1号認定)のみを対象とする。
【負担割合】 県1/2 ※市町村は任意
【補助基準】
各園が軽減した額とし、各園が定める保育料の1/2又は1月あたり12,850円のいずれか低い額を限度とする。
(2)保育所、幼稚園等とっとり自然保育認証制度の推進
平成28年末の「とっとり型の保育のあり方研究会」での提言を踏まえ、平成29年3月31日に「保育所、幼稚園等とっとり自然保育認証制度」を創設。認証園が行う自然体験活動を補助する。
ア 自然に学び、遊びきれ、とりっこ事業補助金
県内で、野外保育・教育を定期的に行う保育施設等に、その必要経費を補助
【補助対象】
保育所、幼稚園等とっとり自然保育認証制度を受けた園
【補助率】
県1/2 (市町村は任意)
【補助対象事業費限度額】
1施設につき 200千円
イ とっとり自然保育認証制度に基づく認証
県がとっとり自然保育認証制度の認証審査をするに当たり、子育て王国とっとり会議の部会である「とっとり自然保育認証審議部会」から意見を求める。
【構成委員】 学識経験者、保育所・幼稚園の代表者等 8名
【回数】 4回(年2度の認証を実施。現地調査、部会2回ずつ)
ウ 自然体験活動シンポジウムの開催
保護者、保育者等広く県民に幼児期の自然体験活動を周知し、制度導入した後の自然保育に向けた機運の醸成を図る。
【回数】全県で1回
(3)自然体験活動に精通した保育従事者の育成
自然体験活動に精通した保育従事者を育成するため、自然体験活動に関する研修等を実施する。
ア 自然体験活動研修会
自然体験活動の方法論、意義等を学ぶ
【回数】全県で1回
イ 安全対策研修
自然体験活動時における事故防止対策及び緊急時対応
【回数】2圏域で1回の計2回