平成30年は、日本最古の歌集「万葉集」最後の歌を因幡国守として赴任した因幡の地で詠んだ大伴家持の生誕1300年に当たる。これを記念して大伴家持生誕1300年記念事業実行委員会が実施する事業の開催を支援する。これにより、万葉集に多くの歌を残し編者とも言われる大伴家持を郷土の誇りととらえて若い世代に豊かな鳥取の文化風土を伝える機会とするとともに、全国に万葉集有終の郷・鳥取をアピールする。
・山陰は、因幡に大伴家持、伯耆に山上憶良、出雲に門部王、石見に柿ノ本人麻呂と、万葉集の中でも名高い歌人が国司として赴任した万葉集との縁の特に深い地。
・その中で家持が最後の歌を詠んだ“有終の地”である鳥取の万葉を体験できる「因幡万葉歴史館」に、県内外から全国の万葉ファンが訪れるように、“万葉集”は全国各地から注目を集めることのできるコンテンツ。
・家持生誕1300年という記念の年を契機に、万葉の魅力を満喫する雅楽・舞楽の宴や万葉衣装体験、縁地巡りなど多彩な催しを企画し、同じく家持が赴任した富山、奈良等とも連携しつつ、全国に万葉歴史ロマンを感じることのできる“鳥取”、古代に生きた日本人と想いを共感できる地“鳥取”としてその魅力を発信する。