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平成31年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:

環境に配慮した畜産推進事業

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農林水産部 畜産課 酪農・経済担当 

電話番号:0857-26-7288  E-mail:chikusan@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 2,616千円 1,588千円 4,204千円 0.2人
2,616千円 1,588千円 4,204千円 0.2人

事業費

要求額:2,616千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:2,616千円

事業内容

1 事業の目的・概要

家畜敷料の代替資材として期待される、炭化鶏糞の脱臭・衛生害虫抑制効果の検証、および廃石膏ボード剥離紙の敷料としての効果検証を行い、リサイクルを進め、環境に配慮した畜産業の推進を図るため、製造装置の導入経費および検証農場への運搬費に対して支援する。

    なお炭化鶏糞を製造する養鶏場と、効果検証へ協力いただける畜産農家、および効果検証機関(畜産試験場、園芸試験場)が集中し検証実施に適していること、また琴浦町は畜舎からの臭気等への環境対策として本事業への助成を行うことから、炭化鶏糞効果検証は琴浦町をモデル地区として官民一体となって実施し、もって県下全域への利用拡大を図る。

2 主な事業内容

(1)炭化鶏糞効果検証
    1)製造装置導入支援
      炭化鶏糞製造装置導入経費の1/2を助成する。
      ・補助率   県1/3、町1/6
      ・事業費   6,000千円(県2,000千円)
      ・対象装置 散水装置1台、ショベルローダー1台
      ・実施主体 養鶏事業者
    2)輸送費支援
      検証農場への運搬費を助成する。
      ・補助率   県10/10
      ・事業費   216千円(3,000円/台×72台/年)
      ・実施主体  養鶏事業者 
      ・輸送先   3農場(肉牛肥育農家)
(2)廃石膏ボード剥離紙効果検証
      検証農場への運搬費を助成する。
      ・補助率   県10/10
      ・事業費   400千円(5,000円/台×80台/年)
      ・実施主体 大山乳業農業協同組合
      ・輸送先   5農場(酪農家)

3 事業実施期間

平成31年度

4 背景

肉用牛、酪農の各農家では、家畜の敷料として利用するおが粉が不足しており、安価で入手の容易な代替資材が求めらている。 鶏糞処理方法には堆肥化と焼却処理とがあるが、堆肥化は処理過程での悪臭発生等の課題があり、大規模農場を中心に焼却処理が行われている。焼却処理により生産された炭化鶏糞は、牛舎敷料の代替、脱臭効果、衛生害虫(ハエ)抑制効果が期待されている。
またリサイクル業界では、石膏ボードの排出量が今後増加すると見込まれており、廃石膏ボード剥離紙の活用方法として、敷料としての利用が期待されている。
代替資材の有効性を検証し県内農家へ普及することで、敷料不足の解消、および環境に配慮した畜産業の推進を図る。

(参考:県機関での取組状況)

【畜産試験場】
臭気測定、水分吸水率測定、堆肥発酵温度測定

【園芸試験場】
堆肥施用試験(発芽試験)

工程表との関連

関連する政策内容

・子牛生産頭数・肉牛出荷頭数の増加と「鳥取和牛」の高価格販売によるブランド力アップ
・安定した生乳生産量を確保し、鳥取県産牛乳を原料とする製品の国内販売の増や輸出等によりブランド化を進める。

関連する政策目標


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 2,616 308 0 0 0 0 0 0 2,308

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,616 308 0 0 0 0 0 0 2,308
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0