流木災害に強いもりづくり推進事業

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農林水産部　森林づくり推進課　　

電話番号：0857-26-7305 E-mail：moridukuri@pref.tottori.lg.jp

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト(A+B)	従事人役
現計予算額	0千円	0千円	0千円	0.0人
補正要求額	2,860千円	3,175千円	6,035千円	0.4人
計	2,860千円	3,175千円	6,035千円	0.4人

事業費

要求額：2,860千円　　　財源：単県、基金　

一般事業査定：計上　　　計上額:1,860千円

事業内容

１　事業の目的・概要

平成２９年７月の九州北部豪雨や近年の県内における集中豪雨による流木災害を踏まえて被害の拡大を防ぐため、部局横断的なワーキンググループを設置し、流木による閉塞等の危険度を判定し、危険箇所（トラブルスポット）を抽出した。

抽出したトラブルスポット上流域の森林エリアのうち、特に流木災害の発生の恐れがある区域（森林整備配慮区域）における適正な森林整備手法を検討し、発生リスク軽減に向けた取組を行う。

２　事業内容

【事業一覧】

細事業名	予算要求額（千円）
重点森林整備区域等の危険箇所の抽出	2,500
流木災害防止に向けた森づくり検討会の開催	360
合　計	2,860

【事業内容】
（1）重点森林整備区域等の危険箇所の抽出
◯事業実施主体：鳥取県
◯事業期間：平成３１年度～平成３２年度
◯事業内容
・森林整備配慮区域の分布状況を加味して県内で５カ所モデル地域を設定する。（ワーキングで抽出したトラブルスポット３ケ所に加えて独自に２ケ所を抽出）
・モデル地域の現地調査を県森連（災害時における応急対策業務等に関する協定締結者）に委託し、危険箇所を抽出する。
・抽出結果について、森林クラウドシステムを活用して情報共有し、災害発生のリスク軽減に向けた重点的な森林整備の実行や巡視活動に繋げる。

（2）流木災害防止に向けたもりづくり検討会の開催
◯主　体：鳥取県
◯期　間：平成３１年度～平成３２年度
◯内　容
・森林整備配慮区域の抽出された危険個所を基に、適正な森林整備手法を検討しガイドラインを作成する。
・学識経験者を講師に迎え、森林組合等職員を対象とした現地研修会を開催し、流木災害に関し、横断的な知識・技術を有した担い手の育成を図る。
＜参考：検討イメージ＞
・森林整備配慮区域（渓流の場合）を「発生区域」「流下区域」「堆積区域」に分け、それぞれの留意すべきポイントを検討しガイドラインを作成する。
　→発生区域：谷筋の崩壊防止のための、皆伐を避ける　等
　→流下区域：流木化する可能性の高い流木の伐採、堆積木除

除去を実施　等

　→堆積区域：緩衝林として流木を捕捉する効果を発生させるた
めの立木の肥大成長の促進　等
　　　　　　
（３）森林整備の実行（※別途、造林事業で要求）
◯事業実施主体：森林組合等林業事業体
◯事業内容
・トラブルスポット上流域の森林エリアのうち、森林整備配慮区域を除く区域で行う間伐等の森林整備に対して、森林環境保全直接支援事業により、確実な森林整備の実行を図る。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・民有林内で行う森林整備に対しては、造林事業等によってこれまで支援してきており、近年2,000～3,000ｈａ程度の間伐実績がある。

これまでの取組に対する評価

・現在、林業試験場において森林エリアにおける山地災害リスク評価技術の開発に関する研究がなされており、地形・地質等の状況からみた潜在的に山地災害リスクの高い森林エリア（森林整備配慮区域）の抽出手法が確立する見込み。当該成果を活用しながら適正な森林整備を行う必要がある。

財政課処理欄

　重点森林整備区域等の危険箇所の抽出業務については、初年度はワーキングループで選定したモデル地区３箇所で実施してノウハウを蓄積してください。

要求額の財源内訳(単位：千円)

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
現計予算額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
要求額	2,860	0	0	0	0	0	0	360	2,500

財政課使用欄(単位：千円)

区分	事業費	その他	一般財源
計上額	1,860	360	1,500
保留	0	0	0
別途	0	0	0

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