提案事項 | 対応状況等 |
(1)山陰海岸ジオパークは、世界ジオパークネットワーク(GGN)の活動に積極的に参加しているが、他の世界ジオパークと更に姉妹提携を締結するなど、連携を一層強化すること。 | ギリシャのレスボスユネスコ世界ジオパークと姉妹提携を締結しているが、他の世界ジオパークとの姉妹提携及び国外ジオパークとの交流等について検討する。 |
(2)他の世界ジオパークとのパートナーシップに基づき、ジオパークの国際的な価値を高めるために、世界ジオパークネットワーク(GGN)やアジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)の活動に積極的に参画すること。 | 山陰海岸ジオパークの国際的な価値を高めるためにどのようなことができるか検討する。 |
(3)余部鉄橋の新しいビューポイント(空の駅)は、鉄道に関する地域の歴史や地形地質との関係などがわかる解説パネルやリーフレットを整備すること。 | 鉄道に関する地域の歴史や景観との関係などの解説パネルの設置を検討する。 |
(4)地元産品と地質、地域の歴史、文化、自然との関わりを探求するために、地域で活動する人々との協働を更に進めること。 | たねが池のマップ作りを通じて、地域の農産物と地質等との関係の掘り起しを地域住民とともにはじめており、他の地域でも同様の取り組みを展開する。 |
(5)玄武洞は、地球の磁極逆転の結果に関する科学的知見を知らせる場所であるため、磁場の役割について訪問者へていねいな情報提供をすること。 | 山陰海岸ジオパーク推進協議会の学術部会がガイドをフォローし、訪問者へ分かりやすい説明方法について検討する。 |
(6)パンフレットや冊子の形で、英語や中国語による解説を増やして欲しい。おそらく、中国語の公式ウェブサイトは、中国人旅行者にとって有益である。 | 山陰海岸ジオパーク推進協議会が作成する主要パンフレットやホームページについては中国語対応済。その他パンフレットの外国語対応の充実について検討する。 |
(7)砂丘における過去の気候および気候変動の解明に関係することについて、より多くの調査研究がなされるべきである。 | 過去の気候変動に関する調査研究は鳥取大学乾燥地研究センター等が長年取り組んでいるので、その研究成果を一般の人への分かりやすく伝えかたについて検討する。 |
(8)ジオパークエリア内の景観地域間のつながりを分かりやすくするために、景観地域の位置や交通手段を示すパンフレットを用意すること。 | 山陰海岸ジオパークやその見どころへの所要時間等を検索できるデジタルサイネージを設置(H31.3.15)。関西広域連合でもホームページ上で見どころや所要時間などが検索できるホームページを2020年度までに整備する。 |
(9)山陰海岸ジオパークと公式協定によるパートナーになるための必要な基準を策定すること。 | パートナーシップの戦略の策定については山陰海岸ジオパーク推進協議会、関係自治体、民間団体と協議する。 |