就業を希望する女性・高齢者等のマッチング促進を図るとともに、就業を希望しない無業者の高齢者等(潜在労働者)の就業意欲を喚起するため、「サロン型交流会」「合同企業説明会」「企業見学会」「企業セミナー」等を実施する。
2の内訳 就業希望あり 14,700人
就業希望なし 132,600人
(うち55〜69歳 34,200人)
(1)新規就業支援プラットフォームの構築
就職を希望しない高齢者等(潜在労働力)の掘り起こしを推進するため、市町村・社会福祉協議会・商工団体等と連携プラットフォームを構築し、支援事業の実施、イベント情報の発信などの協力関係を確保する。
<参加団体(案)>
・国(労働局)
・県内市町村
・鳥取県社会福祉協議会
・商工団体(商工会議所連合会、中小企業団体連合会等)
・職業訓練機関(ポリテクセンター等)
・子育て支援センター(子育てサークル代表者)
(2)お仕事提案箱(仮称)の設置
通常の雇用関係に限らない働き方のアイディアを募集する「お仕事提案箱」を、県立ハローワーク内やウェッブサイト上に設け、潜在労働者や求人企業からの提案を受付け、求人・求職候補
者として人材バンク(仮称)に登録。
- ウェブサイトに受付ページ(お仕事提案箱)を設け、提案を受け付ける。
- 提案された働き方の内容を一覧化し、潜在労働者に登録を呼びかける。
- 登録状況に基づき、企業に働き方と人材を提案する。
(3)新たな働き方を考えるセミナー
求人企業や潜在労働者等を対象に、通常の雇用関係によらない新たな働き方を啓発するセミナーを開催する。
- 自社のセルフチェック
- 自社が必要な人材と業務プロセスの認識
- 新たな働き方事例紹介(ワークシェアリング、サテライトオフィス等)
→新たな働き方の導入への動機づけ
(4)潜在労働者と企業のサロン型交流会
お仕事提案箱に応募のあった求人・求職候補者等が出席するサロン型交流会を開催。フリーランス等の新たなスタイルでの働き方の実現に向けて具体の意見交換を行う
- お仕事提案箱に提案を行った求職候補者と企業担当者が気軽に参加できる、10名程度の交流会を開催。
- 気軽な会話を通じて「気づき」や「いいね!」を共有。セス
→働くことへの意欲の喚起を図る。
(5)マッチングイベント
女性向け、高齢者等向けの各合同企業説明会や企業見学会を開催して、求人求職のマッチングを促進する。また、潜在労働者向けの企業説明も合わせて実施。
- 「子育て応援向け」、「生涯現役求人企業」の合同企業説明会を開催
- お仕事提案企業、新たな働き方を考えるセミナー参加者、サロン型交流会参加者向けの合同企業説明会を開催。
(6) 訓練・研修 ※予算要求額なし。
県立ハローワーク・産業人材育成センター・ポリテクセンター等職業訓練機関と連携。求職者のニーズに応じた情報提供を行う。
<参考:新たな働き方>
◆潜在労働者の有する専門能力やスキルを活かすことに着目した自由度の高い契約社員
◆個人事業主として企業との成果型の請負により業務に従事
◆テレワークなど時間や場所に制約されない働き方 など