(1)【新規】若年建設技能者養成講座の新設
・建設業の各職種(特に、建設躯体工事を担う型枠大工、とび工、鉄筋工)に係る初歩的な知識・技能を身に付けるための在職者向けの座学、実技講座を開講する
・また各技能職種に共通して必要となる安全講習を実施する
・新たに技能者となる若年の型枠大工、とび工、鉄筋工に対して、自身の技能以外の技能の基礎を教えることで、建設躯体工事の流れを知り、自身の技能を円滑に習得させることをねらいとする
・平成32年度以降に向けた本格的な訓練開始にむけ、平成31年度は試験的に訓練を実施する
(2)【拡充】若年技能者等技能承継推進事業の拡充について
現在の事業スケジュールでは4月に訓練生の募集を開始し5月に訓練を開始するため、十分な募集期間を確保できていないこと、求職者が増える2月〜3月に事業の広報ができていないことなどから当初応募者数が募集数を下回っている現状を踏まえ、事業開始前年度中から訓練生の募集を行うために債務負担行為を設定する。(技能士会から要望の強い研修生確保にむけた強化策)
(1)【新規】若年建設技能者養成講座(2,435千円)
○開講時期・場所 等
・8月頃(講師、受講生共に業務的に閑散期を迎え、講座を開講しやすい)
・期間は7日間(座学・実習の両方を実施(詳細別紙))
・場所は産業人材育成センター(倉吉校)を想定
○講師(想定)
鳥取県優れた技能者表彰受賞者、・ものづくりマイスター(厚生労働省事業)登録者等、技能検定1級合格者相当の技能を有し、後進の育成に意欲を持つ者
○受講生(想定)
・若年技能者等技能承継推進事業 受講生 及び
・各企業在職者において入職から間がなく、初歩的な研修を受講すべき者
・計20名程度を想定
○予算要求額(訓練実施経費) (単位:千円)
項目 | 要求額 | 積算 |
座学講師謝金 | 43 | 43千円(講師単価2.7千円/時×(7時間×1コース+3時間×3コース)) |
実習講師謝金 | 307 | 307千円((講師単価2.7千円/時+補助員単価2.2千円×3人)×11時間×3コース)) |
講師旅費 | 125 | 5千円/日×講師25人日 |
材料費 | 1,800 | 30千円/人×20人×3コース |
テキスト代 | 160 | 2千円/人×20人×4コース |
計 | 2,435 | |
(2)【拡充】若年技能者等技能承継推進事業(550千円)
○平成32年度(2020年度)債務負担行為設定額
平成31年度事業費(予算額)から広報経費を除いた額(消費税10%計算):27,576千円
○平成31年度予算要求額
訓練生募集に係る経費(消費税を含む):550千円