1 事業概要
給油作業の円滑化により漁業者の労務時間の削減を図るため、現在の給油場所の隣に新たに計量機建屋を新設し、給油導線の効率化を図る。
その建屋に計量機を新設し、給油機能の回復により給油時間を短縮し、労務時間の削減を図る。
2 事業内容
総事業費 | 8,500千円 |
事業主体 | 鳥取県漁業協同組合酒津支所 |
実施地区 | 酒津地区 |
事業規模 | 燃油補給施設の改築(カード式給油機の導入)
・A重油高速型計量機70L/分
・カード式給油管理機(非接触型ICカードリーダー) |
補助率 | 国1/2 |
3 背景
酒津地区は、鳥取市気高町東部に位置し、鳥取県漁協酒津支所の組合員は正組合員24名、准組合員19名の43名が酒津漁港に水揚げしている。酒津漁港を基地とする漁業は、刺網漁業、一本釣り漁業等であり、平成29年度の水揚げ量は164t、水揚げ金額は1億321万円となっている。
鳥取県漁協が酒津地区に所有する燃油補給施設は、昭和52年に設置した燃料タンク及び計量機建屋があり、燃料タンクについては平成15年に更新している。
計量機建屋は燃料タンクに隣接しているが、給油場所は30m程度離れた場所にあり、給油導線が長くなっている。また、給油能力が低下しており、給油時間は1隻あたり22分程度が必要になっており、労務時間の削減が急務となっている。
4 事業効果
燃油補給施設の整備により、給油作業を円滑に行い、給油時間を短縮し労務時間の削減が図られる。