現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 教育委員会のグローバルリーダーズキャンパス
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育振興費
事業名:

グローバルリーダーズキャンパス

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教育委員会 高等学校課 英語教育推進室 

電話番号:0857-26-7959  E-mail:koutougakkou@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算額 10,835千円 3,969千円 14,804千円 0.5人 0.0人 0.0人
31年度当初予算要求額 10,835千円 3,969千円 14,804千円 0.5人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 10,801千円 3,973千円 14,774千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:10,835千円  (前年度予算額 10,801千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:10,835千円

事業内容

1 事業の目的

世界トップクラスの海外大学と共同連携し、県内高校生向けの遠隔講座を開設することにより、幅広い国際感覚を身につけ、実践的な英語力を更に伸ばすとともに、世界を視野に入れて活躍する高い意欲と志を持った人材の育成を図る。

    共同連携先:米国スタンフォード大学

2 事業の概要

 Stanford e-Japanという高校生向けの汎用的教育サービスの仕組みを活用し、県内高校生を対象としたカリキュラムを提供する。
(1)対象
県内高校に在学する生徒20〜25人程度
(2)提供期間
3年間(受講は1年単位、初年度のみ既存カリキュラムを活用)
(3)カリキュラム例(10講座程度)
・アメリカをはじめとする様々な国の高校と教育について
・まんが(アニメ)文化について
・日米の地域課題(高齢化社会など)について
・日本におけるアメリカ人の成長について
・日米における自然保護について
・シリコンバレーと起業家精神について
・米国の多様性及びアイデンティティの課題について
・今後の日米の課題について
※担当教授の双方向講義やディスカッション、課題の提出と認定により講座を進行する。

3 所要経費

区分
内容
要求額(単位:千円)
旅費スタンフォード大学責任者受講生面談及びオリエンテーション
80
事業負担金講師料、教材費ほか
10,355
食糧費スタンフォード大学責任者との会議
50
受講施設費会場費、参加者貸切バス、通信費等
350
合計
10,835

4 期待される効果

・世界トップクラスの大学の遠隔講義を受講することにより、幅広い国際感覚と課題解決型学習のスキルを身につけられる。
・鳥取県と海外大学との間に太いパイプを構築でき、本県の高校生にとって、海外の大学がより身近になり、将来、世界での活躍を視野に入れた進路意識に目覚め、高校生活を主体的に過ごすことが期待できる。

【参考:平成30年度実績】
 受講生徒数:15名(高等学校5校)
 実施時期:平成30年8月〜平成31年3月

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
・平成28年7月19日、スタンフォード大学プログラム責任者のムカイ博士、本県出身の米国企業家本間氏の出席のもと開講式を実施し、31名の高校生が講義等を受講。
・平成28年度受講生36名中、受講認定が18名、修了認定が18名。積極的に授業に参加しようとする姿勢や伸びが高く評価された。
・平成29年7月27日、スタンフォード大学指導講師エドマン先生の出席のもと開講式を開催。
・開講式に先立ち昨年度受講生代表3名とエドマン先生との対談を実施(すべて英語)。プログラムがその後の高校生活に繋がっていることを確認。あわせて受講生からの生の声でプログラムの改善案を直接エドマン先生に提案。
・開講式には昨年度受講生代表3名、8名の高校生(4名欠席)が出席。それぞれの代表者が今年度受講生に英語でエール。開講式後、講義とオリエンテーションを受講。
・開講式後、追加募集を通知。6名が追加応募し、承認された。
・平成29年度受講生18名中、受講認定は6名、修了認定は11名(受講辞退1名)。そのうち2名は、受講優秀者としてスタンフォード大学から特別認定。
・平成30年度は15名(5校)が受講。8月上旬にスタンフォード大学指導担当者を招聘して開講式開催。8月下旬には、スタンフォード大学プログラム統括責任者の訪鳥を受け、第1回目となる授業を直接対面式で開催。その後、平成29年度受講生代表3名と、プログラムの改善点等についての座談会を開催。
・やむを得ず欠席した受講生や復習を望む受講生のために、遠隔授業を録画し、再視聴できるよう改善したのも奏功し、受講生のプログラム満足度は高い。同じエリアに住んでいながら多様な意見を持つ県内同級生との意見交換に大きな学びの刺激を受けた受講生も少なくない。
・過年度受講生の中からは、日本代表として高校模擬国連世界大会(ニューヨーク国連本部)に鳥取県として初めて出場する生徒も出てくるなど、徐々に本プログラムの成果も出てきているところである。

これまでの取組に対する評価

【成果】
・スタンフォード大学側との交渉の結果、鳥取県の高校生向けの授業をカスタマイズでき、受講生の満足度も高かった(アンケート回答:「実践的な英語運用の場が担保された」「社会に主体的に関わる大切さを実感した」「異なったものの見方から分析する意義を学んだ」等)。
・受講生徒の授業中の態度も積極的で、スタンフォード大学担当教員からの評価も上々だった。
・昨年度受講生代表とスタンフォード大学担当者との座談会は、生徒目線によるプログラム改善のヒントが得られただけでなく、受講生のモチベーションを引き上げるうえでも効果的であった。
・平成28年度、29年度受講修了者のうち、特に優秀と思われる受講生について、スタンフォード大学から3名が認定を受け、特別表彰の盾を授与された。うち2名は、その活動歴を志望する難関大学入試(AO入試,推薦入試)の重要添付書類として提出できている。このほか、同プログラムでの活動歴を生かして第1志望大学への進路実現を果たす受講生も出てきている。
【課題】
・全国的にも先駆的かつ本県の特色的なプログラムでもある。その魅力をより積極的に県内に周知する必要がある。平成30年度と同様、プログラムPR用のフライヤーを配布して定員確保に努めるほか、過年度受講生からのメッセージをHPにアップしたり、受講生の取組をメディアを介して報道してもらうなど、恒常的な広報にも努めねばならない。
・平成31年度は、平成30年度優秀受講生をスタンフォード大学に派遣し、現地で表彰してもらうよう協議中。こうすることで、次年度以降の受講生へのインセンティブともしていきたい。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 10,801 0 0 0 0 0 0 0 10,801
要求額 10,835 0 0 0 0 0 0 0 10,835

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 10,835 0 0 0 0 0 0 0 10,835
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0