これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・教科用図書選定審議会を開催し、教科書採択にあたっての資料作成を行った。
・教科書無償給与事務については、市町村教育委員会及び各学校における受領冊数を集計し、文部科学省へ報告した。
・学校における教育課程、学習指導その他学校教育に関する専門的事項の指導・助言を現場に出向いて実施している。
・中学校の文化部活動の振興を図ることを目的として創設された鳥取県中学校文化連盟補助金(鳥取県中学校総合文化祭開催費補助H11〜、全国中学校総合文化祭派遣費補助H25〜)、学校教育の充実と振興を図ることを目的に創設された全国・中国研究大会等補助金(H11〜)それぞれについて補助を行ってきた。
・小中学生科学研究表彰審査会については、毎年、小・中学生から応募があり、応募作品のなかから優秀な作品を選定し、表彰しているところ。
・日本大震災等による被災地からの転入学・入園に備えて、就学・就園のための援助を行う仕組みを平成23年度6月補正予算で新設した。
熊本地震については平成28年度に補助を開始し、平成29年度予算で新設した。
これまでの取組に対する評価
・教科書選定、無償給与事務ともに定められたスケジュールに沿って適切な業務遂行ができている。
・鳥取県の目指す学校教育のために最も必要な業務の一つである指導主事による学校訪問については、年々増加する文部科学省事業への対応及び市町村との調整、教職員・児童が抱える問題解決等にかなりの時間が割かれ、不十分であるのが実情。
引き続き、業務の精選・効率化を図り、現場における学校教育への支援に力を注いでいくことが必要。
・中学校文化連盟補助金により、中学校総合文化祭の充実を図ることができ、毎年県下で約5000人もの生徒が合唱や美術などそれぞれの分野でステージ発表や展示発表などに参加している。
・全国・中国研究大会補助金については、学校教育に関する鳥取県内で開催される中国大会規模以上の大会に補助を行っているもので、各教育分野で県内外から多くの教育関係者が参加し、幅広い知識の習得や情報交換等に大いに役立っている。
・小中学生科学研究表彰審査会については、優秀賞の受賞を契機に科学に対する興味関心が高まり、理数系の進路を志すきっかけとなる児童生徒があるなど、児童生徒にとって非常に大切な賞となっている。
・各郡市、ブロックで選考された代表作品をこの審査会でさらに審査し、最優秀賞(県教育長賞)、優秀賞を授与している。
・被災幼児就園支援事業及び被災児童生徒就学援助事業については、小・中学生8名の対象者があり補助金の交付決定を予定している(平成30年度)。