(1)ISO17025認定維持(継続)
【要求額:委託料 1,091千円(0)
標準事務費 738千円(686千円)】
当所が取得している品質管理の国際規格ISO17025(認定対象4試験)を維持し、試験検査精度の信頼性の確保と向上を図る。
【業務内容】
○ 外部の審査機関による再認定審査受審
○ 職員への教育訓練の実施
【事業の必要性・効果】
○ 当所は検査機関であるとともに、他の検査機関を指導する立場にある技術的中核的機関であることから、継続して検査精度の確保を図る必要がある。
○ 所内の検査精度の安定や改善を推進できるととともに、社会的に検査結果の客観的な信頼性を得ることができる。
(2)行政検査における内部品質管理の推進と検査技術強化(継続)
【要求額:標準事務費 673千円(673千円)】
食品衛生や感染症など、ISO17025認定対象外の試験についても、品質管理システムを導入することで、継続して信頼性の高い行政検査結果を提供できる体制を構築し、システムを改善しながら検査結果の品質向上と検査技術の強化を図る。
【業務内容】
○ ISO17025認定対象外試験の標準作業書の整備
○ 職員への教育訓練の実施
○ 技能試験への参加
【事業の必要性・効果】
○ 行政検査結果は、衛生・環境行政における監視・指導の中で行政措置の根拠となる重要なものであり、ISO17025のノウハウを認定対象外の試験に広げることで、検査結果の信頼性を向上することができる。
(3)県内試験検査機関精度管理支援(継続)
【要求額:標準事務費 73千円(73千円)】
当所品質管理のノウハウを生かし、県内検査機関の分析技術及び精度向上のための支援を行う。
【業務内容】
○ 県内検査機関に対する精度管理調査の実施
○ 県内検査機関の標準作業書の確認・指導
【事業の必要性・効果】
○ 県内事業場が法に基づき実施する自主検査等は県内検査機関が多く受託しており、その検査結果は県の衛生・環境行政において極めて重要である。
○ 当所が培ってきた精度管理技術、ノウハウ等を県内の試験検査機関に還元することで、技術と検査の精度の向上を図ることができる。
(4)専門研修派遣(継続)
【要求額:標準事務費 1,930千円(1,323千円)】
職員の専門知識の研鑽や検査技術の向上のため、県外等で実施される研修に派遣する。
【事業内容】
○ 外部研修への職員の派遣
【事業の必要性・効果】
○ 当所では、高度な技術や迅速な検査結果の提供が要求されるため、最新の技術や知見の習得を図る必要があるが、OJTのみではその習得が難しい。
○ 職員を県外等で実施される研修に派遣し、知識や技術の習得を図り、検査技術の向上に資する。