事業名:
危機管理対応の強化を目的とした食品混入異物の検査体制の整備
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生活環境部 衛生環境研究所 化学衛生室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
31年度当初予算額 |
0千円 |
1,588千円 |
1,588千円 |
0.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
31年度当初予算要求額 |
259千円 |
1,588千円 |
1,847千円 |
0.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
30年度当初予算額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:259千円 (前年度予算額 0千円) 財源:単県
一般事業査定:ゼロ
事業内容
1 事業の内容
食品異物混入の原因を推定するために、金属等の食品混入異物の検査を迅速、且つ、より微量な成分まで分析する方法を確立する。
2 事業の必要性
食品異物混入の再発防止を早期に図るため、混入異物の検査においては、迅速に結果を出すことが求められる。このため、衛生環境研究所では、迅速性に勝る非破壊検査を行っているが、得られる情報には限界もあり、異物の混入経路を推定することは難しい。一方、精度に勝る微量分析を行うためには、異物の種類に応じて検査方法の検討から始める必要があり、迅速性に劣る。過去の事例では、検査方法の検討に数週間を要しており、事前に手法を確立しておく必要がある。
3 事業の効果
確立した分析方法をマニュアル化することで、検査の迅速性、検査結果の信頼性向上につながる。
本事業により、食品混入異物の混入経路の推定、早期の異物混入の再発防止に寄与するものと期待される。
4 要求額の内訳
内訳 | 要求額(単位:千円) |
普通旅費 | 18 |
医薬材料・消耗品費 | 241 |
合 計 | 259 |
5 事業期間及び経費
年度 |
内容 |
事業費
(単位:千円) |
H31 |
文献調査、外部研修
検査方法の検討
検査手順書の作成 |
259 |
H32 |
各種金属を対象とした検査データの集積
検査結果のばらつきの評価 |
300 |
合計 |
559 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1.迅速な検査結果の報告
エネルギー分散型X線分析装置等を用いた非破壊検査により、検査対象物の主たる構成元素を検出し、その結果から異物の素材を推定している。検査結果の報告を受けた保健所は、その内容も参考にして施設の衛生管理等を指導している。
2.微量成分の分析
食品混入異物の一部を酸で溶かし、これを誘導結合プラズマ質量分析装置によって測定し、異物中の微量元素の量を求めることができた。
これまでの取組に対する評価
1.より詳細な検査結果の必要性
検出された主成分だけでは異物と対照品(異物混入の原因と考えられる類似品等)との異同識別には限界があり、異物混入の原因を究明するためには、より詳細な検査結果が望まれる。
2.事前検討による微量分析の迅速化
過去に行った微量成分の分析では、測定条件を検討するために約4週間を要した。試験方法を事前に確立し、短い検査時間で微量分析の結果を得るようにする必要がある。
工程表との関連
関連する政策内容
危機管理対応として、県民の安全確保に資する調査研究の実施
関連する政策目標
公衆衛生及び環境に関する調査研究
財政課処理欄
個別に事業立てを行わず、内部で検討してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
要求額 |
259 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
259 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |