現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 生活環境部の危機管理対応の強化を目的とした食品混入異物の検査体制の整備
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:衛生環境研究所費
事業名:

危機管理対応の強化を目的とした食品混入異物の検査体制の整備

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

生活環境部 衛生環境研究所 化学衛生室 

電話番号:0858-35-5421  E-mail:eiseikenkyu@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算額 0千円 1,588千円 1,588千円 0.2人 0.0人 0.0人
31年度当初予算要求額 259千円 1,588千円 1,847千円 0.2人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:259千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:ゼロ 

事業内容

1 事業の内容

食品異物混入の原因を推定するために、金属等の食品混入異物の検査を迅速、且つ、より微量な成分まで分析する方法を確立する。

2 事業の必要性

食品異物混入の再発防止を早期に図るため、混入異物の検査においては、迅速に結果を出すことが求められる。このため、衛生環境研究所では、迅速性に勝る非破壊検査を行っているが、得られる情報には限界もあり、異物の混入経路を推定することは難しい。一方、精度に勝る微量分析を行うためには、異物の種類に応じて検査方法の検討から始める必要があり、迅速性に劣る。過去の事例では、検査方法の検討に数週間を要しており、事前に手法を確立しておく必要がある。

3 事業の効果

確立した分析方法をマニュアル化することで、検査の迅速性、検査結果の信頼性向上につながる。

    本事業により、食品混入異物の混入経路の推定、早期の異物混入の再発防止に寄与するものと期待される。

4 要求額の内訳

内訳
要求額(単位:千円)
普通旅費
18
医薬材料・消耗品費
241
合 計
259

5 事業期間及び経費


年度

内容

事業費
(単位:千円)

H31

文献調査、外部研修
検査方法の検討
検査手順書の作成

259

H32

各種金属を対象とした検査データの集積
検査結果のばらつきの評価

300

合計 

559

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1.迅速な検査結果の報告
エネルギー分散型X線分析装置等を用いた非破壊検査により、検査対象物の主たる構成元素を検出し、その結果から異物の素材を推定している。検査結果の報告を受けた保健所は、その内容も参考にして施設の衛生管理等を指導している。
2.微量成分の分析
食品混入異物の一部を酸で溶かし、これを誘導結合プラズマ質量分析装置によって測定し、異物中の微量元素の量を求めることができた。

これまでの取組に対する評価

1.より詳細な検査結果の必要性
検出された主成分だけでは異物と対照品(異物混入の原因と考えられる類似品等)との異同識別には限界があり、異物混入の原因を究明するためには、より詳細な検査結果が望まれる。
2.事前検討による微量分析の迅速化
過去に行った微量成分の分析では、測定条件を検討するために約4週間を要した。試験方法を事前に確立し、短い検査時間で微量分析の結果を得るようにする必要がある。

工程表との関連

関連する政策内容

危機管理対応として、県民の安全確保に資する調査研究の実施

関連する政策目標

公衆衛生及び環境に関する調査研究


財政課処理欄


 個別に事業立てを行わず、内部で検討してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 259 0 0 0 0 0 0 0 259

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0