1 事業概要
魅力ある観光地づくりと誘客の推進及び観光施策の企画・立案に必要な施策に取り組む。
2 事業内容
(1)観光振興費
〇観光客入込動態調査 3,010千円(3,067千円)
県の観光振興策を企画・立案し、観光施策を客観的に評価する資料とするため、本県の観光客数、観光消費額、発地都道府県などについて調査を行う。
・アンケート調査の実施(委託)
県内10箇所の観光地で、四半期に1度、観光客への対面式のアンケート調査を委託して実施。(アンケート項目:訪問回数、利用宿泊施設、利用交通機関、観光消費額等)
※平成30年度実施内容を踏まえ、休日調査の単価見直し(減額)を行った。
・観光入込客数(実人数)、観光消費額等の推計(標準事務費対応)
四半期毎に市町村から収集した観光入込客数(延べ人数)とアンケート調査結果から、観光入込客実人数、観光消費額等を推計。
市町村 |
- 調査対象箇所の選定・報告(年1回)
- 調査対象箇所の観光入込客数の報告
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県 |
- アンケート調査を委託実施
- アンケート調査結果及び観光施設毎の入込延べ人数から観光入込客数実人数等を推計
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〇地域資源振興事業 310千円(310千円)
砂丘西側用地横の松くい虫被害木等の伐採などの管理に要する経費
〇観光地環境整備事業 1,000千円(700千円)
県が設置している観光案内看板(全32基)の板面情報更新、修繕に要する経費
〇ようこそようこそ鳥取県運動の推進 230千円(228千円)
鳥取県観光振興指針「ようこそようこそ鳥取県運動取組指針」の改訂に向け、取組の方向性の提示等、改訂版の審議を行う鳥取県観光振興指針検討委員会を設置に要する経費
・鳥取県観光振興指針検討委員会 委員報酬 230千円(228千円)
※(単価)9,200円×5人×5回=230,000円
・鳥取県観光振興指針検討委員会 委員費用弁償
(標準事務費対応)550千円(550千円)
・「ようこそようこそ鳥取県運動」機運醸成のための協議会開催経費 ※標準事務費対応 0千円(0千円)
(2)フィルムコミッション事業委託 13,993千円(4,914千円)
ロケーション支援業務等を(公社)鳥取県観光連盟へ委託する。
<主な業務内容>
- ロケ地及び宿泊、食事、機材、レンタカーなどロケ関連の情報提供
- 撮影許認可に関する情報提供
- 公的機関などへの撮影許可手続きの簡便化や代行
- ボランティア、エキストラ、出演者等の手配
- ロケハンや撮影への同行
<主な変更点>
- 専従職員1名⇒2名体制に伴う人件費の増
- 観光フェア等でのPR及び制作会社へのアプローチを行うための「ロケ地素材集」作成
(3)各種団体への会費・負担金 2,162千円(2,162千円)
3 その他
(1)旅行業法の運用
旅行業法に基き、旅行業者の登録や指導・検査を行い、旅行業者等の業務の適正な運営に要する経費
(2)標準事務費 22,753千円(25,472千円)
観光戦略課の標準事務費
(3)非常勤職員人件費(他事業で計上予定) 0千円(3,788千円)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<観光入込動態調査>
各観光地の魅力向上により県内周遊観光が進んだことから実人数は、減少傾向にあるが、延べ人数はほぼ横ばい。
平成25年 入込客数実人数10,909千人 延べ人数18,634千人
平成26年 入込客数実人数10,084千人 延べ人数18,490千人
平成27年 入込客数実人数10,440千人 延べ人数19,290千人
平成28年 入込客数実人数10,127千人 延べ人数19,364千人
平成29年 入込客数実人数 9,230千人 延べ人数18,916千人
<観光地環境整備事業>
平成24年度を最後に鳥取県観光案内看板の新規設置は行っていない。
平成29年度には、県外の看板のタイル等が剥がれ、回収するなど老朽化していること。また、現在32基ある看板の大半は、平成33年には耐用年数を迎えるため、安全確保のため順次撤去予定。
これまでの取組に対する評価
<観光客入込動態調査>
平成28年10月に鳥取県中部地震が発災し、平成29年1月と2月には、大雪のため道路等の通行止めが相次いだこともあり、平成28年・29年の入込客数(実人数)は前年と比較して減少している。
<観光地観光整備事業>
観光看板に替えてHPやSNSなどによる情報発信を充実させてる。