現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 教育委員会の高大接続改革対応事業
平成31年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育振興費
事業名:

高大接続改革対応事業

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教育委員会 高等学校課 高校教育企画室 

電話番号:0857-26-7517  E-mail:koutougakkou@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 21,350千円 2,381千円 23,731千円 0.3人
21,350千円 2,381千円 23,731千円 0.3人

事業費

要求額:21,350千円    財源:単県   追加:21,350千円

一般事業査定:計上   計上額:14,160千円

事業内容

1 背景

 高大接続改革が進められる中、高等学校教育においては、「学力の3要素」(※1)の育成がより明確に求められている。
【大学入学共通テスト(令和2年度〜実施)の方針】
○知識・技能の習得を評価するとともに、思考力・判断力・表現力を中心に評価する

○一般入試では筆記試験に加え、在学中の「生徒の探究(※3)な学習の成果等」をより積極的に評価することを促す

  ⇒高校3年間の学習活動例:総合的な学習の時間における探究的な学習の内容や成果、部活動、ボランティア活動、受講した講演会、取得した資格・検定等)の記録を入試の評価に反映させる

○英語の4技能(※2)を評価する

  ⇒民間の資格・検定試験の受験結果を入試の評価に反映させる

    このため、「思考力・判断力・表現力」のさらなる育成、「総合的な学習の時間」における探究活動の充実、新テストに対応した英語における表現力の習得が課題となっている。

    ※1:「学力の3要素」とは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」のこと

    ※2:「探究」とは、課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現など、問題解決的な活動を発展的に繰り返す一連の学習活動

    ※3:「4技能」とは、「読むこと」「聞くこと」「話すこと」「書くこと」を指す

2 目的

生徒・教員が教科・科目を超えた先端の知見に触れることは、「探究」の核となる課題発見・設定又はその適切な支援に極めて有用なプロセスだが、実際に県内高校でも、生徒の限られた視野から調べ学習的な「探究」となっている事例もある一方で、質の高い情報のもと、「探究」を充実させ、その成果を進路実績に大きく反映させている好事例もあることから、各校における「探究」のハイレベル化を図り、実践的な「思考力・判断力・表現力」を育成し、「探究」の充実を県立高校の特色として打ち出す。
また、英語による表現力強化を図り、特に生徒の「話すこと」「書くこと」の2技能の強化・伸長を喫緊の課題として取り上げ、質の高い英語授業を創出するとともに、分析・検証・実践の好循環を創出する

3 事業概要

(1)生徒の思考力・判断力・表現力(記述力)の強化のためのハイレベル講座                  2,840千円
 各研究、各学問分野等における著名な研究者、実践者等を招いて意見交流等を行い、質の高い探究や、それに係るレポートや発表活動を通じ、新大学入学共通テストに求められる思考力・判断力・表現力(記述力)の強化を図る。
(例)AI分野における著名な研究者等を招き、最先端の情報提供、生徒の探究計画書への指導助言、関連人脈の紹介、科学関連のコンクール等への誘い等を受け、生徒の探究活動のハイレベル化を図る。
対象
普通科高校9校、総合学科高校1校、
鳥取県高等学校合同東京大学対策講座
実施回数
年2回

(2)教員の知見を高め、探究における指導力向上事業
                                4,200千円
「総合的な学習の時間」での探究活動の質をより向上させるため、教員が学会、大学、研究機関等を訪問し、最新・最先端の研究内容及び研究課題等に関する情報収集を行うとともに、研究者等との情報交換を行い、各分野への見識を深める。
また、派遣教員が校内で情報を共有し、担当教員が探究における生徒の課題発見、課題解決手法、仮説設定、検証方法等に適切な支援及び指導・助言にあたる。
対象校
普通科高校9校、総合学科高校1校
実施回数
年3回

(3)大学入試改革に向けた英語力向上対策事業
                             14,310千円
大学入試改革により、導入される外部試験を予め大学入学共通テストの受験が想定される高校2年生を対象に受験させ、試験への順応を図るとともに、当該試験結果の詳細なデータ分析を行うことで、本県英語教育の課題を抽出し、効果的な指導法を開発する。
対象者
大学進学を目指す普通科県立高校の全2年生及び大学進学希望の専門高校の生徒
対象者数
2,700名
外部検定試験
GTEC for Students(4技能検定試験)を想定
受験料
5,300円/名
    ※経年で正確な検証・分析を行うため、今後3年間に渡って各年度の高校2年生を対象に当該試験の受験を想定

    ※英語教育重点校2校(鳥取東、倉吉東)については、取組の成果が単年度でも比較できるよう、令和元年の高校2年生に限って2回受験する。

4 事業一覧

事業名
予算額
(1)生徒の知見と社会参画意欲を高めるハイレベル講座
2,840千円
(2)教師の知見を高め、探究における指導力向上事業
4,200千円
(3)大学入試改革に向けた英語力向上対策事業
14,310千円
21,350千円


財政課処理欄


 ハイレベル講座については、普通科及び総合学科の10校分を計上します。
 教員の指導力向上事業については、既定経費で対応してください。
 大学入試改革に向けた英語力向上対策事業については、各学校1回とします。

 教員の指導力向上事業については、既定経費で対応してください。

 大学入試改革に向けた英語力向上対策事業については、各学校1回とします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 21,350 0 0 0 0 0 0 0 21,350
保留・復活・追加 要求額 21,350 0 0 0 0 0 0 0 21,350
要求総額 21,350 0 0 0 0 0 0 0 21,350

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 14,160 0 0 0 0 0 0 0 14,160
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0