平成29年日本ジオパーク委員会の条件付き再認定において、拠点施設の強化等の指摘を受け、山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館も中核拠点施設と位置付けられた。中核拠点施設として、来館者に山陰海岸ジオパークの全体の紹介・説明をするため、施設の機能強化を図る。
【中核拠点施設としての機能強化】
海と大地の自然館の庭園整備(1,107千円)
海と大地の自然館に山陰海岸のそれぞれの岩石を展示する庭園を整備し、山陰海岸ジオパークの展示学習型中核拠点施設としての機能強化と、来館者の受入れ態勢の強化を図る。
※当館では、県内外の観光客の他、主に鳥取県東部の小中学校が年間57校、2,083人(H30年度)が訪れ、山陰海岸ジオパークについて学んでいる。しかし、現状では、100人以上の大規模校の受け入れが困難(※)であり、地域の全ての子どもに対してジオパーク教育を実施できる体制になっていない。そこで庭園を学びの場として整備することで、受入れ可能人数を増やし全ての学校が校外学習で利用できるようにしようとするもの。
→現状の3D映像視聴50名+館内展示解説50名で同時に最大100名までが、
屋外の岩石展示解説50名を加え、最大150名 までの受入が可能となる。