男性と比べて女性の家庭責任が大きいと感じている者は多い。
男性は外で働き、女性は家庭を守るといった固定的役割分担意識を解消し、男女ともにワーク・ライフ・バランスの実現を図るため、男性の家事育児参画を促進するための意識啓発が必要。
[女性活躍の阻害要因−H26女性活躍加速化アンケート−]
Q.女性従業員が活躍するために阻害となっているものは?
(経営者回答)家庭責任の考慮が必要だから 65.2%(1位)
(従業員回答)男性と比べて家庭責任が大きいから 78.3%(1位)
[女性活躍キャラバンの声]
・女性の家事育児負担が大きい現実があり、さらに女性に働けと言われても負担が増えるだけ。家庭において男性が家事参画するよう意識改革が必要。
・子育てや家庭、地域に主体的に関わりたいと願う男性のモチベーションを阻害しないよう社会の気運を高めることが必要。
・長時間労働をしている男性管理職を目の当たりにして、女性が管理職になりたがらないのは当然。男性の家事育児参画と、女性活躍は表裏一体。
【参考】
[女性の労働力率−H27国勢調査(総務省)−]
区分 | 生産年齢(15〜64歳) | 子育て世代(25〜44歳) |
鳥取県 | 73.4%(全国5位) | 84.2%(全国4位) |
島根県 | 74.6%(全国1位) | 85.3%(全国1位) |
[6歳未満の子供を持つ世帯の家事関連時間−H28社会生活基本調査(総務省)−]
鳥取県 男性:76分/日(全国で31番目に短い)、
全国平均 男性:83分/日、女性:454分/日