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平成31年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:障がい者自立支援事業費
事業名:

ロービジョンケア推進事業

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福祉保健部 障がい福祉課 社会参加推進室情報アクセス担当 

電話番号:0857-26-7201  E-mail:shougaifukushi@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 7,339千円 1,588千円 8,927千円 0.2人
7,339千円 1,588千円 8,927千円 0.2人

事業費

要求額:7,339千円    財源:単県   追加:7,339千円

一般事業査定:計上   計上額:6,176千円

事業内容

1 目的

視機能の低下により、読み書き、仕事、学業、家事など生活の様々な場面で不安や困難を抱える人(ロービジョン者)が、保有する視機能を最大限に活かし、安心した日常生活・社会生活を送ることができるよう、次のとおり各種事業を実施する。

    ※ロービジョンとは、視力に係る障がいのうち、視覚による社会生活は可能だが著しく不自由な状態。世界保健機関(WHO)は、両眼に矯正眼鏡を用いて測定し、視力が0.05以上0.3未満をロービジョンと定義している。

    ※県内の身体障害者手帳3〜6級者数(視力0.05以上0.3未満) 770人

2 事業内容

(1)ロービジョンケア推進のための相談支援体制の強化
(4,526千円)
    多くのロービジョン者が日常生活、職場、学業など様々な場面で不安や困難を抱えながら生活している。
    ⇒ロービジョン者のための相談支援窓口を設置し、相談支援員(非常勤職員1名)を配置する。
      ・ロービジョン者の日常生活や今後の不安に対する相談支援
      ・学校現場における本人、保護者、教員の抱える問題の掘り起こしと支援
      ・鳥大ロービジョン外来診察後のフォロー
      ・鳥大ロービジョン外来、開業医(眼科)、関係機関との連絡調整

    (2)ロービジョンケア推進フォーラムの開催(2,163千円)
    社会における理解や認識があまり進んでいないロービジョンに対する企業や県民の理解を深めるとともに、ロービジョン者をロービジョンケアに繋げていくためのフォーラムを開催する。
    内容・著名人によるトークショー

    ・ロービジョンケア、ロービジョン外来に係る講演

    ・パネルディスカッション

    ・視覚補助機器展・相談コーナーの設置

    定員200名程度
    会場西部地区

    (3)眼科医等向けロービジョン講習会の開催(650千円)
    県内眼科医のロービジョンケアに対する理解を深めるための講習会を開催する。
    内容・ロービジョンケアの意義

    ・視覚補助機器の活用

    ・社会資源の活用

    ・県外ロービジョン外来の実践事例の紹介等

    対象者県内の眼科医、視能訓練士、看護師等
(4)ロービジョンの特性に応じた支援充実化の検討
(当初予算で対応
    ロービジョンの原因や症状は千差万別で、必要となる支援は福祉、医療、就労など多岐にわたるため、関係機関・団体で構成する連絡協議会を設け、ロービジョンの特性に応じた支援の充実について検討を行う。併せて、県東部及び中部地区におけるロービジョンケアの拠点機能、企業・県民へのロービジョンの周知(リーフレットの作成など)についても検討する。

    ※視覚障がい者情報支援事業(視覚障がい者支援センター運営事業)の一部

3 要求額

7,339千円
(内訳)
区分
金額
ロービジョンケア推進のための相談支援体制の強化
4,526千円
ロービジョンケア推進フォーラムの開催
2,163千円
眼科医等向けロービジョン講習会の開催
 650千円
ロービジョンの特性に応じた支援充実化の検討
別途
合計
7,339千円

4 背景等

「視覚障がい」というと、全く見えない(全盲)という印象がまだ一般社会においては強く、また、ロービジョン者は、日常生活・社会生活においては困難があるものの、全く見えないわけではなく、外見で判断ができないことも多いため、社会における理解や認識があまり進んでいない。
  • ロービジョン者の中には、身体障害者手帳を取得することが可能な者もいるが、眼科医療と並行してロービジョンケアが提供されていないなどの理由により、適切な支援に繋がっていない者も多い。また、ロービジョンの原因や症状は千差万別のため、それぞれの特性に応じた支援を行うには、ロービジョン外来をはじめ、関係機関・団体との緊密な連携と一体的な支援が不可欠。
  • 平成29年度末に、視覚障がい者に対する総合的な相談支援の拠点として「鳥取県視覚障がい者支援センター」を開設し、県内3か所に拠点を設けて相談支援を開始したが、(1)在宅の全盲の方、(2)弱視で進路等に不安を抱えている子どもたち、を専門機関等に繋げていく支援やロービジョン者の相談ニーズの掘り起こし、眼科医療との連携など、これまで支援が行き届かず、十分な対応ができていない状況。
  • 2019年4月には、鳥取大学医学部附属病院眼科に県内のロービジョンケアに関する拠点となるロービジョン外来が開設された。


財政課処理欄


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要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 7,339 0 0 0 0 0 0 0 7,339
保留・復活・追加 要求額 7,339 0 0 0 0 0 0 0 7,339
要求総額 7,339 0 0 0 0 0 0 0 7,339

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 6,176 0 0 0 0 0 0 0 6,176
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0