鳥取県立美術館(仮称)の整備・運営を効率的かつ効果的に実施するとともに、さらなる魅力の向上を図るため、民間活力やノウハウを活用するPFI手法を導入することとし、事業期間全体に係る事業費総額(施設整備費及び事業期間全体の運営費)の債務負担を要求するもの。
(1)美術館の目的・コンセプト
未来を「つくる」美術館
(・人を「つくる」・まちを「つくる」・県民が「つくる」)
(2)事業方式
PFI(BTO)方式
(事業類型:混合型、一部独立採算(飲食施設等))
(3)事業期間
事業契約締結日から2040年3月31日
(設計・建設期間+維持運営期間15年)
(4)業務範囲
・ 設計・建設業務 ・ 開館準備業務
・ 維持管理業務 ・ 運営業務
・ 附帯業務
《運営業務の役割分担》
・美術館の中核業務(主に学芸員が担う業務)となる美術作品の収集、保存、調査・研究、展示、教育普及等は県業務として引き続き実施
・管理部門(総務・施設管理等)、広報・宣伝・賑わい創出機能等については民間事業者が実施
・民間事業者を美術館の指定管理者に指定し、利用料金は直接、事業者の収入とする。
(5)施設整備の概要
○事業用地
所在地 倉吉市駄経寺町2−3−1外
所有者 倉吉市
(建設工事着工時までに県有地となる予定)
敷地面積 約20,000m2
○基本的な方針
・作品を良好な環境で保管・展示
・だれもが安全・快適に利用
・賑わい機能の創出
・倉吉パークスクエア、大御堂廃寺跡との相乗効果の発揮
・デザイン性に優れた施設
・効率的・持続可能な施設
・地域素材の積極的利用、環境への配慮
○施設整備(諸室)の整備概要
展示エリア | 2,610m2 |
収蔵エリア | 2,070m2 |
教育普及コミュニケーションエリア | 760m2 |
調査研究エリア | 290m2 |
共用事務エリア | 4,180m2 |
合計 | 9,910m2 |
*教育普及コミュニケーション及び共用管理事務エリアについては、民間事業者の広範囲かつ高度な能力やノウハウによる積極的で優れた提案を求める。