〇グローバル化に対応した英語教育改革実施計画(H25.12)
(1)小・中学校共通
○ 島根大学の共同研究 198千円
大学教員から指導方法や評価法に関する理論研修を受け,新学習指導要領に対応した実践的な授業改善やテスト問題改善に取り組む等,島根大学と共同研究を実施し,その成果を県内全小中学校に還元する。
・小学校 学級担任が主となる授業作りのポイント
・中学校 4技能統合型指導に見合ったテスト問題改善
また,次の(2)、(3)アの事業については,島根大学の協力も仰ぎ,随時アドバイス等を受けながら進めていく。
(2)中学校
【目標】 自分の考えや気持ちを英語で伝え合う力の育成
〇 英語力向上事業 2,500千円
県内全中学2年生に外部試験(英検IBA)を実施して生徒の英語力を検証し,指定校の効果的な取組や教員対象ワークショップ等も活用しながら,課題解決に向けた教員の指導力を向上させ,中学生の英語力を向上させる。
3(1)事業(H29〜30年度)も奏功し,本県中学校英語教員の英語力は上昇しつつあるため,生徒の現状や課題に応じて力を伸ばす指導法を全県的に共有しながら,指導力を向上させることにより,4技能のバランスの取れた英語力を生徒に育成する。
○目標…3年後に,英検3級相当以上の英語力を持つ生徒50%以上を目指す。
(1)課題検証…県内全中学2年生に外部試験受験を実施。結果データをもとに,生徒の英語力を強化する指標を明確に示す。※伸長度検証のため,令和2年度に再受験
(2)指導改善…各校が課題改善レポートを作成・報告し,生徒の現状や課題に応じた有効な事例を創出する。(2年間の試験の受験結果を元に繰り返し見直す)
(3)全県への普及・定着
…確立した有効な指導例について、各校1名以上の教員が参加するワークショップ、研究会,フォーラム等における実践研修,学習支援サイトへの指導例の掲載,指導主事による訪問指導等により全県に普及・定着させる。
(3)小学校
【目標】英語に慣れ親しみ,英語で伝えたいという意欲の育成
ア 小学校英語専科教員指導力向上事業 203千円
小学校英語専科加配教員の指導力を担保するとともに,今後の本県小学校外国語(英語)教育を牽引するリーダーのネットワークを構築するために,ワークショップ型研修会と授業研究会とセットにした事業を実施する。
イ 「わくわく英語ふれあい」事業 3,330千円
〇紙版…日めくりカレンダーを,公立小学校・義務教育学校の第3学年,特別支援学校小学部の児童に配布。
〇アプリ版…紙版カレンダーのアプリ版を作成し,家庭だけでなく学校や地域社会での活用も促進する。
※高等学校については別事業で対応