1 背景・現状
【台中市との交流の状況】
・台湾台中市との交流は梨穂木の輸出をきっかけに1997年から始まり、青少年や文化面での交流を中心に行ってきた。
・更なる交流を目指し、2017年10月には局長同士で観光交流協定を、2018年11月には首長同士で友好交流協定を締結し、両地域間の交流促進を図ることで合意。
・台中市は、2017年に本県も参加した「0K台湾−台中サイクリングフェティバル」を開催するなどサイクリングの推進に力を入れている。本県としてはサイクリングイベントへの参加等でサイクリング交流を重ねているが、台中市からは自転車関係交流団及び台中市長の来県歴がない状況。
※第3回鳥取すごいライド!開催概要※
名称:第3回鳥取すごいライド!
日にち:2019年10月19日(土)前夜祭、20日(日)大会
距離:ロングコース112キロ、ショートコース59キロ
人数:ロングコース500名、ショートコース100名
会場:砂丘展望台(スタート/ゴール)
事務局:鳥取すごい!ライド実行委員会事務局
2 事業の必要性、事業効果等
【事業の必要性】
・台中市では自転車産業(部品製造)も盛んで、台中市も自転車を通じた観光振興などに力を入れているところ。
・日本ともサイクリングを通じ、広島、愛媛、大分と交流を推進。
・本県も2017年10月に県内企業自転車部が、11月には県内女子サイクリングチームの鳥取県交流団が訪台し、サイクリングイベント参加や旅行会社へのコース提案を実施し、民間レベルで交流を行ったところ。
・本県でも自転車イベントへの参加を通じ、民間交流、鳥取県の観光PR、物産PRにつなげ、台中市ひいては台湾との交流促進に繋げる。
・しかし、台湾からの交流団の来県は未だなく、サイクリング交流を促進させるためには、まず多くの方に鳥取に来てもらい魅力を感じてもらう仕掛けづくりが必要。
【事業の効果、フォローアップ】
・サイクリング交流を通して「交流人口の拡大→SNSでの情報発信、鳥取県ファンの増加、他分野での交流促進→来県者の増加→地域活性化への寄与」が期待される。
・台中市はサイクリング専用道の整備が進んでいる。サイクリストの聖地化を進める本県にとって、交流団のアドバイスが海外(県外)参加者のための魅力あるイベントルート等の検討に役立つ。
・参加者に対し、県内で開催されるサイクリングイベントの情報提供を行い、継続的な来県・イベント参加を促す。
3 事業内容
10月に開催される「鳥取すごいライド!」に台湾交流団が参加することで、本県と台中市とのサイクリング交流を進展させ、鳥取県の認知度の向上を図る。
【参加予定団体】
名称 | |
台湾交流団 | 台中市政府幹部(市長、台中市政府顧問ほか)、
自転車普及関係団体 計15名 |
その他、自費参加として、一般市民等にも声掛け中。
【来県日程(案)、内容】
2019年10月19日(土)〜10月22日(火)
日程 | 内容 |
10月19日(土) | 台湾→鳥取県
「鳥取すごいライド!」前夜祭 |
10月20日(日) | 「鳥取すごいライド!」大会
県主催歓迎夕食会 |
10月21日(月) | 県内視察 |
10月22日(火) | 鳥取県→台湾 |
【経費負担(県負担)】
対象者:台湾交流団15名
対象費用:到着空港から鳥取県への移動費、すごいライド!参加費、県内滞在費、県主催夕食会開催費、自転車手配・運搬費、視察経費など
4 事業費 5,762千円
事業 | 要求額 |
(1)県主催歓迎夕食会
[日時]10月20日(日)18時〜20時
[場所]鳥取市内
[参加者]日台計45名 | 5,762千円 |
(2)「鳥取すごいライド!」台湾団参加
[内容]・自転車手配、運搬
・サポートライダー手配
・大会事務局との調整など |
(3)車両・通訳の手配 |
(4)宿泊ホテルの手配 |
(5)飲食提供 |
(6)県内視察 |