1 財政課長整理結果及び調整要求理由
(1)鳥取への鉄道の旅に誘う写真展の開催
○財政課長整理内容:
写真展開催の事業効果に疑問がある。
○調整要求の理由:
京都鉄道博物館は、鉄道ファン及び高齢者をはじめ幅広い年齢層が年間100万人以上来場する施設であり、鉄道博物館で写真展を開催することで、来場者に多い鉄道旅を嗜好する層に鳥取の観光列車や沿線ノスタルジーの魅力をダイレクトにPRし、フォトジェニック効果により鳥取への旅情をかき立てることを目的として調整要求する。
(2)鉄道沿線紹介パンフレットの増刷
○財政課長整理内容:
鉄道沿線パンフレットについては、必要に応じて現在のパンフレットの増刷(枠内標準事務費)で対応すること。
○調整要求の理由:
冊子「鳥鐡ノススメ」は平成29年から県外向けのみに発刊していて、鉄道マニアや旅行会社関係者からそのノスタルジックな内容について好評価をいただいており、その情報発信効果がとても高い。
この冊子をきっかけとした旅行商品造成の動きがようやく大手旅行会社から出始めており、来年のアフターDCへのテコ入れのためにも新たな情報を加える部分刷新も含めて枠外標準事務費として政策的に実施するため調整要求する。
2 要求額
区分 | 当初
要求額 | 財政課長
整理案 | 調整
要求額 | 調整後
要求額 |
鳥鉄の旅ツアー創造支援事業 | 18,300千円 | 7,000千円 | 4,000千円 | 11,000千円 |
鳥鉄の旅魅力造成支援事業 | 3,000千円 | 3,000千円 | − | 3,000千円 |
観光列車運行対策事業 | 1,267千円 | 1,267千円 | − | 1,267千円 |
計 | 22,567千円 | 11,267千円 | 4,000千円 | 15,267千円 |
3 事業内容
「鳥鉄の旅ツアー創造支援事業」 4,000千円
(1)鳥取への鉄道の旅に誘う写真展の開催 2,000千円
アフターDC開催年だからこそ実施可能な、京都鉄道博物館を使った鳥取への鉄道の旅の魅力を伝えるための鉄道写真展を開催する。県内を走る観光列車、ラッピング列車の様子や趣ある駅舎などの鉄道関連施設、列車の車窓から見える日本海や大山などの美しい写真を鉄道写真愛好家から募り、展示・紹介することで、鉄道を使った鳥取への旅行「鳥鉄の旅」の機運を醸成し、県内への観光誘客を図る。
・開催時期 6月
・開催場所 京都鉄道博物館
(2)鉄道沿線紹介パンフレットの増刷 2,000千円
鳥取県の鉄道の旅の魅力を紹介するパンフレット「鳥鉄ノススメ」を増刷して、旅行会社店頭や県外でのイベント、観光列車「あめつち」(年間約2万人乗車)、「昭和」車内で配布し鳥鉄の旅を広報する。
作成数:30,000部
積算:版下調整費(50千円)+印刷費(65円/部×30,000部=1,950千円)