現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 地域づくり推進部の妻木晩田遺跡調査整備事業(保存整備) 
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:文化財保護費
事業名:

妻木晩田遺跡調査整備事業(保存整備) 

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地域づくり推進部 とっとり弥生の王国推進課 むきばんだ史跡公園調査活用担当 

電話番号:0859-37-4030  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算額 14,162千円 18,257千円 32,419千円 2.3人 0.0人 0.0人
31年度当初予算要求額 43,648千円 18,257千円 61,905千円 2.3人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 12,570千円 18,274千円 30,844千円 2.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:43,648千円  (前年度予算額 12,570千円)  財源:国1/2、単県 

一般事業査定:計上   計上額:14,162千円

事業内容

1.事業概要

国民・県民共有の財産である国史跡妻木晩田遺跡を適切に保存・管理するとともに、公開・活用するために必要な遺構整備、環境整備等を行う。

2.事業内容

(1)史跡指定地環境整備0千円(6,941千円)
(2)既公開施設再整備41,802千円(3,296千円)
    • 骨格復元竪穴住居再整備<洞ノ原地区東側丘陵>
      12,316千円(実施設計・工事監理含、国庫1/2補助)
      • 経年劣化による腐朽等が顕著で倒壊のおそれがある骨格復元竪穴住居を解体撤去し、防腐処理等を行った部材に交換のうえ新設する。
    • 復元高床倉庫再整備<洞ノ原地区東側丘陵>
      6,095千円(実施設計・工事監理含、国庫1/2補助)
      • 経年劣化による腐朽や変形が顕著で倒壊のおそれがある復元高床倉庫を解体し、部材補強や防腐処理等を行ったうえで組み直す。
    • 復元高床倉庫屋根修繕<妻木山地区>

      8,325千円(実施設計・工事監理含、単県)

      • 茅の腐植にともなう雨漏りが顕著で、屋根の骨格となる部材にも腐植が生じている大型高床倉庫の茅を葺き替える。
    • ガイダンス「弥生の館むきばんだ」テラス屋根拡張工事

      15,066千円(実施設計含、国庫1/2補助)

      • 雨天等悪天候でも教育旅行・観光等団体の来客受け入れ、体験学習等に対応できるよう、ガイダンス「弥生の館むきばんだ」のテラス屋根を拡張する。
(3)とっとり弥生の王国調査整備活用委員会・整備活用部会の開催、整備現地指導935千円(1,461千円)
※国庫1/2補助
    ア.とっとり弥生の王国調査整備活用委員会(整備活用部会)
     上記委員会のうち、史跡妻木晩田遺跡及び史跡青谷上寺地遺跡の整備活用の方法、計画に関する事項を検討する「整備活用部会」(委員7名、うち2名は県民等より公募)を開催。
      〈開催回数〉 
       ・整備活用部会2回
       ・座長会1回(隔年開催)
    イ.整備現地指導
     第1期整備未整備エリアである仙谷地区墳丘墓群等の整備公開手法の検討について、保存科学等の有識者から現地で指導、助言を得る。
(4)その他(連絡調整事務費等)911千円(872千円)
  整備事業実施に伴う文化庁等連絡調整事務など。
 ※国庫1/2補助、単県

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<取組状況>
・第1期整備は一部未了範囲を除きほぼ終了。整備未了範囲(仙谷地区及び妻木山地区の一部)について整備、活用のあり方を検討中。
・平成30年度は、進入路法面災害防除(落石や転石)工事、経年劣化により倒壊のおそれがある復元高床倉庫(屋根倉風建物、洞ノ原地区西側丘陵)の再整備を実施。
・史跡妻木晩田遺跡及び史跡青谷上寺地遺跡の整備活用の方法、計画に関する事項を検討するために、とっとり弥生の王国調査整備活用委員会を平成28年度に設置し、「整備活用部会」において第1期整備未了部分の整備活用策を検討中。

これまでの取組に対する評価

<評価>
・第1期整備範囲は年次計画に沿って整備を進め、平成23年度にグランドオープンを迎えた。
・豊かな自然環境に囲まれた弥生時代のムラの景観を復元整備し、そのフィールドを舞台として様々な体験活動等活用事業を実施しており、年間約35,000人前後の方が史跡公園に来園している。
・現在は、既公開地区の改善を検討し、追加的な整備を行って、来園者がより快適、安全に活動できる環境を整えている。
<課題>
・既整備箇所(復元建物等)の経年劣化に伴う再整備。特に、初期に復元した建物は建築後20年近く経過し、傷みが顕著で倒壊の危険性がある。
・第1期整備未施工箇所及び第2期整備の整備活用方針等についての検討、施工。特に、仙谷地区墳丘墓は新たな首長墓の発見もあって注目度が高いが、整備方法等が未決定のため発掘調査終了後仮保護の状態となっており、保存・公開に向けて早急に整備方針決定、施工が急務。
・雨天等悪天候時でも団体の来園者(観光・教育旅行)の受け入れ、体験活動が可能な施設の整備、拡充。

財政課処理欄


 復元高床倉庫再整備、復元高床倉庫屋根修繕、ガイダンス「弥生の館むきばんだ」テラス屋根拡張工事については進度調整とします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 12,570 5,998 0 0 0 0 0 0 6,572
要求額 43,648 17,333 0 0 0 0 0 0 26,315

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 14,162 6,753 0 0 0 0 0 0 7,409
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0