○本県内には、かつての街道や、宿場町等の風情のある伝統的なまちなみが多くあるが、民家の解体や、プレハブ住宅等の洋風住宅の建設が虫食い的になされたり、道からの後退距離がまちまちに建築されるなど、美しい景観を構成する要素が失われることにより、統一性が無く、没個性的なまちなみとなりつつある。
〇境港市(水木しげるロード地区)においては、平成29年度に街なみ環境整備事業の先進事例視察を積極的に行い、地区住民の景観に対する気運が高まりつつある。
○美しいまちなみづくりのため、街なみ環境整備事業が県内では倉吉市打吹地区など4ヶ所で実施している。個人住宅修景整備については所有者の事業費負担分について、国の制度に県が上乗せの補助を行うことで、街なみ整備の推進の後押しとなっている。