現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 地域づくり推進部のタクシーのユニバーサル化推進事業
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:交通対策費
事業名:

タクシーのユニバーサル化推進事業

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地域づくり推進部 地域交通政策課  

電話番号:0857-26-7100  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
31年度当初予算要求額 5,280千円 1,588千円 6,868千円 0.2人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 5,650千円 0千円 5,650千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,280千円  (前年度予算額 5,650千円)  財源:単県 

一般事業査定:ゼロ 

事業内容

1 目的

 みんなが活躍できる社会を目指して、平成27年11月18日に日本財団と立ち上げた共同プロジェクトの1つであるタクシーのユニバーサル化の推進のため、UDタクシー車両導入にあわせ、UDタクシーは誰もが利用しやすい優しい車両であることを広く情報発信するとともに、高齢者・障がい者の特性を理解した適切な接遇を推進するUDドライバー研修を開催し、ハード・ソフト両面でタクシーのUD化を図る。

2 日本財団共同プロジェクト協定概要

      項目        事業概要
UDタクシーの県内導入
 <日本財団が実施>
平成30年3月までにUDタクシー200台を導入
ユニバーサルタクシードライバーの育成 
 <タクシー事業者・県が実施>
県内全タクシードライバー(約830名)が、高齢者や障がい者など多様なニーズや特性を理解した対応を可能とする接遇研修(ユニバーサルドライバー研修)の受講
自治体施策との連携
    <日本財団・タクシー事業者・県が実施>
誰でも乗降しやすいタクシー乗り場の環境整備など
    ※UDタクシー車両購入費用は日本財団が支援。

3 事業内容

要求額 5,280千円
以下の事業について、鳥取県ハイヤータクシー協会と連携して実施。

(1)ユニバーサルドライバー研修 600千円(1,200千円)
 新入社員、新しく入社するドライバーを対象として、ユニバーサルドライバー研修を実施。
 UDタクシーの導入を推進し、あいサポート運動を定着させるためには、車両導入にあわせ、高齢者や障がい者など多様なニーズや特性を理解した接遇が必要なため、ユニバーサルドライバー研修を平成31年度も開催し、心のユニバーサル化を推進。
 ○3回開催(講師謝金、講師旅費、会場費)
   200千円×3回=600千円

(2)タクシードライバーのおもてなし向上研修 1,200千円 
  (600千円)
  クルーズ船や国際定期便による外国人が増加している中、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、観光客等へのおもてなしや接遇の向上、また高齢者及び高齢化による体の不自由な方の増加により移動困難者向けの輸送サービスのニーズが増加傾向にある中、電動車いす等介助の実技の向上が必要なため、おもてなしや実技に重点をおいた研修を開催し、心と技術のユニバーサル化を推進。
 ○東・中・西部各2回開催(講師謝金、講師旅費、会場費等)
   200千円×6回=1,200千円
(3)女性ドライバー交流会 930千円(3,350千円)

 タクシードライバー不足を解消するために、支部単位(東部・中部・西部)での、女性タクシードライバーと女性求職者との交流会を開催し、女性タクシードライバー採用を支援。
交流会の中で、UDタクシーの利活用策を提案してもらい、各事業者にフィードバックを行う。
 ○東・中・西部各1回開催(講師謝金、講師旅費、会場費等)
   310千円×3回=930千円
 ※平成30年度は、女性タクシードライバー採用のための環境整   備に対して支援。

(4)UDタクシーの利用環境整備 250千円(500千円)
 UDタクシーの利用促進のため、利用が多いと見込まれる箇所にUDタクシー乗り場を整備する。
 ○看板作成(公的病院など)
   50千円×5ヶ所=250千円

(5)UDタクシー利用実態調査事業 2,200千円(0千円)
 UDタクシー利活用推進会議で目標を掲げた、移動困難者(障がい者、免許返納者)の利用割合20%(H30.2:15.7%)の達成状況等、またUDタクシーの実態を把握するため、タクシー事業者、UDタクシー乗務員、乗客、県民等へアンケート調査を実施。
※過去2回の調査は日本財団の予算により実施。(日本財団の規定予算は2回まで)
 
(6)UDタクシーPR事業 100千円(0千円)
 UDタクシーの利便性を県内・外ともにPRを行う。
県外・・・日本財団×鳥取県ハイヤータクシー協会×鳥取県が共     同で取組んでいる「誰もが移動しやすい新たな公共交通     モデル」についてPR・周知を行う。
県内・・・出前講座で、UDタクシーの利便性の説明と、乗車体験      を通して親しみをもってもらい、乗車の実利用に繋げる取     組を行う。(利用実態調査(平成30年2月実施)より、県      民の97.1%が認知しているにも関わらず、24.7%の方     しか利用(乗車)したことがないため(なお、UDタクシーを     また利用したいという意見は合計84.1%もある。))
○計5回開催(借上費用等)
   20千円×5回=100千円

(7)個別分野ごとのUDタクシー利活用事業
 平成30年度より、各分野ごとでUDタクシー利活用モデルの創出について、事業の取組を開始。平成31年度も引き続きUDタクシーの利活用に取組む。
 ・「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」創造事業 (観光戦略課)
 ・地域コミュニティースタートアップ支援事業(とっとり暮らし支援  課)
 ・障がい者のイベント参加等利用促進モデル事業(障がい福祉  課)
 ・ショッピングリハビリ×UDタクシー利用促進事業


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<UDタクシーの導入>
・日本パラ陸上大会に合わせて、UDタクシー14台を東部地区へ先行導入。
・平成28年4月に東部地区に先行導入したUDタクシー14台に続き、関係者間で調整の上、同年11月下旬から、東部41台、中部19台、西部51台、計111台を導入。(平成28年合計125台)
・平成30年3月に、東部34台、中部11台、西部30台、計75台を導入(現在合計200台)

<ユニバーサルドライバー研修>
・UDタクシー導入に先駆け、平成28年4月11日に県内初のユニバーサルドライバー研修を鳥取市で開催。以降、東部地域に加え西部地域、中部地区でも研修を随時開催中。(平成30年3月までに20回開催済。合計597名受講)

<UDタクシーのPR>
・UDタクシーを紹介するチラシを配布するなど、UDタクシーの利便性などを積極的に紹介。
・UDタクシーCMの放映やポスター掲出、東部全世帯へ新聞折込チラシ配布(平成29年9月)、「鳥取・若桜谷のりものまつり」におけるUDタクシー展示(平成29年9月)、各市町村よりポスター配布、チラシ配架等情報発信に努めている。

<UDタクシーの利用環境整備>
・鳥取砂丘コナン空港については、UDタクシー導入に先がけUDタクシー待機場を整備するとともに、鳥取大丸前タクシー乗り場のバリアフリー化(段差解消)等、県内7カ所で乗り場案内整備実施済。

<その他>
・UDタクシーの導入に伴う利用状況を把握するため、タクシー事業者、タクシードライバー、UDタクシー利用者、一般県民を対象としたUDタクシー導入状況のアンケートを2回実施。

これまでの取組に対する評価

【成果】
・障がい者当の利用が高まっているのと同時に、車いすの方への買い物支援や自転車積載サービスなどタクシー会社独自の取組も現れている。また、荷物の多い外国人観光客からUDタクシーを指定しての配車依頼が増加した。(SNSで拡散中)
・UDタクシー利用実態調査(平成30年2月実施)結果
 (1)障がい者割引・免許返納割引者:UDタクシー導入前7.4%→導   入後15.7%
 (2)UDタクシーのリピート乗車割合:障がい者79.7%、高齢者       74.1%

財政課処理欄


 ユニバーサルデザインタクシーの利活用について、抜本的な対策を検討してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,650 0 0 0 0 0 0 5,650 0
要求額 5,280 0 0 0 0 0 0 0 5,280

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0