概要
子どもたちの望ましい生活習慣の定着のため、平成17年度から実施してきた「心とからだ いきいきキャンペーン」について、事業のリニューアルを行い、啓発の拡大を図る。
事業内容
(1)啓発フォーラムの実施
文部科学省と独立行政法人国立青少年教育振興機構が実施している「早寝・早起き・朝ごはん」運動事業を活用し、県内の保護者、学校関係者を対象とした啓発フォーラムを開催する。(事業申請し採択されれば、200万円を上限に費用が全額負担される。)開催に当たっては、県PTA連合会等とも連携し、生活習慣をはじめとした幅広い内容での啓発とする。
<フォーラム案>
〇演劇会(子どもたちの豊かな心を育てるために(仮))
〇分科会(教委各課とも連携し、家庭教育分野にも踏み込んだ内容とする)
〇新鳥取県教育振興基本計画のPR(展示等使用)
(2)ソーシャルメディアを活用した教育情報の発信
現在は、年5回発行している教育委員会の広報紙『教育だより とっとり夢ひろば!』やメールマガジンを中心に情報発信を行っているが、平成31年度から夢ひろばの発行回数が減少することなども踏まえ、ソーシャルメディア(FacebookやTwitterを検討中)を活用した教育情報の発信、キャンペーンの周知を行う。加えて博物館や図書館のイベント情報や、各学校の取組紹介等も掲載することで、親しみやすく、多くの県民から求められる情報発信とする。
(3)啓発物品の作成、配布
キャンペーンで発信するメッセージを啓発物品にし、県内の園・学校に配布することでキャンペーンの周知を図る。
(4)関連コンテストの開催
キャンペーンで発信するメッセージに関連した、県内児童生徒対象のコンテストを実施し、楽しみ興味関心を持ってもらいながら事業の周知を行っていく。実施に当たってはソーシャルメディアを活用し、応募者や学校の負担が少なく、気軽に参加できる方法等を検討する。
(5)学校、市町村、PTA等との連携
各市町村で実施されている家庭教育の取組とも連携するほか、PTA研修会等を活用した啓発も行っていくことで、家庭の保護者へも周知を行っていく。
(6)新教育基本計画のPR
平成31年度より改訂となる新鳥取県教育振興基本計画について、キャンペーンを活用し、広く県民に周知活動を行う。
調整要求理由
文部科学省と独立行政法人国立青少年教育振興機構が実施している「早寝・早起き・朝ごはん」運動事業を活用した啓発フォーラムの開催費用について、事業内容の一部見直しを行った結果、不足分の追加要求及び既計上分の財源更正を行う。
(財源:独立行政法人国立青少年教育振興機構 10/10)
(見直し内容)
当初は啓発フォーラムの全大会について講演会を計画していたが、より多くの保護者児童生徒の来場が見込め、啓発の効果も期待できる企画として、劇団を招いての演劇(子どもたちの心、夢を育てるような題目)に見直した。
調整要求額
(単位:千円)
事業項目 | 査定額 | 調整額 | 計 |
(1)啓発等に係る経費 | 1,000 | ― | 1,000 |
(2)フォーラム講師への謝金等 | 480 | 560 | 1,040 |
(3)コンテスト入賞者への報償費 | 40 | ― | 40 |
計 | 1,520 | 560 | 2,040 |