これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○これまでの取組状況
【概要】
平成22年度より、競技力向上に関する業務を県体育協会に委託し、各競技団体、ジュニアクラブ等が取り組む競技力向上事業の経費の一部を助成している。
【国体成績】
H30福井 40位 少年181.75点 成年169.25点 (計351.0点)
H29愛媛 42位 少年197.0点 成年154.5点 (計351.5点)
H28岩手 42位 少年204.25点 成年149.25点 (計353.5点)
H27和歌山 40位 少年220.0点 成年102.5点 (計322.5点)
H26長崎 38位 少年238.0点 成年152.0点 (計390.0点)
H25東京 45位 少年151.5点 成年68.5点 (計220.0点)
H24岐阜 44位 少年177.5点 成年83.0点 (計260.5点)
H23山口 44位 少年142.0点 成年86.0点 (計228.0点)
H22千葉 46位 少年128.5点 成年101.0点 (計229.5点)
H21新潟 47位 少年78.0点 成年120.5点 (計198.5点)
これまでの取組に対する評価
【全体】
本年度の第73回大会では、競技得点獲得が現行の得点方式となってから最長の5年連続300点を超えるとともに、3年連続で350点超えを果たした。
成年が近年では最高の169.25点(昨年154.5点)を獲得し、5年連続の100点超えを果たした。4連覇を果たしたカヌーの福本選手、2連覇を果たしたセーリングの瀬川選手をはじめ、陸上競技の鍜治木選手、レスリングの岡選手らベテラン勢やふるさと選手が活躍した。少年選手が成年選手として成長している例である。
【ジュニア層】
従前から取り組んでいる一貫指導体制の検証改善を行うとともに、世界レベルの選手を育成する為に、ITC等活用した科学的分析による効果的トレーニング法の確立が必要である。
【成年層】
ふるさと選手として出場している大学生選手をUターンさせる為に、県内に受け入れ先を確保する必要がある。
県内企業にIターン就職した選手は、企業協力により選手活動にも専念でき、H29愛媛国体で入賞を果たした。
【条件整備】
オリンピック等の国際大会に出場する選手を育成するためには、これまで競技団体が個別に模索してきた科学的分析やトレーニング法を指導的立場で競技団体と情報共有できるスポーツ医科学センター機能の整備が急務である。