1 目的
県内の文化活動を中核的に担う団体等の活動を支援することにより、本県の文化振興の推進を図る。
2 一般段階整理状況
(単位:千円)
細事業名 | 概要 | 要求額 | 備考 |
(1)鳥取県文化団体連合会活動支援事業 | 本県の文化的な公共サービスの担い手である県文連(鳥取県文化団体連合会)の活動に対して助成等を行う。 | 17,913
(17,913) | 助成事業 |
(2)文化芸術地域モデル全国発信事業 | 文化芸術施設で活動し、質の高い文化芸術事業を行う団体の事業に対して支援を行う。 | 15,000
(15,000) | 助成及び委託事業 |
(3)芸術鑑賞教室開催補助金 | 学校現場において次世代を担う若者が文化芸術に触れる機会を提供する団体の事業に対して助成を行う。 | 10,000
(10,000) | 助成事業 |
計 | 42,913
(42,913) | |
3 調整要求理由
芸術鑑賞教室開催補助金について
高等学校・特別支援学校を対象に、生徒の豊かな情緒を養い、健全な育成に資するため、優れた舞台芸術(演劇・ミュージカル・アンサンブル・和太鼓・落語等)を鑑賞する機会を提供している。
県内の公立・私立の高等学校・特別支援学校の全校中、実施を希望する学校のうち毎年10校〜12校程度を選定している。
実施を希望する学校については、少なくとも3年に1回は芸術鑑賞できる機会を提供するようにし、今まで実施希望をしていない複数の学校には、芸術鑑賞の実施を働きかける。
そのために、公演想定数を10公演から14公演に増やし、毎年15校程度芸術鑑賞できる機会を提供することとしたい。
4 調整要求額
4,480千円(補助金の増額)
(内訳)
・公演委託料:1,040千円×4公演=4,160千円
・会場使用料: 80千円×4公演= 320千円
5 決算審査特別委員会の口頭指摘事項
文化芸術の振興に向けた若年層の参画について
(前略)
また、学校教育現場での鑑賞・体験機会を確保することも重要です。現在、「とっとり芸術宅配便」や「表現ワークショップ研究事業(トリジュク)」などによって児童・生徒が文化芸術に触れる場を設けていますが、いずれも将来の本県の文化芸術振興に必要かつ可能性のある事業だと考えています。教育委員会・学校現場との連携を深め、回数増や横展開を検討するなど、更に鑑賞・体験機会を充実させるべきであります。(後略)