要求内容
外国人患者がストレスフリーで重症度に合わせた医療機関を受診できるよう地域における体制を整備するとともに、医療機関においてきめ細やかな多言語コミュニケーションを可能とするため、その体制整備を支援する。
事業概要
(1)県内の拠点病院を4カ所(重点病院1、2次医療圏ごとに1)選定し、それぞれに、翻訳ICT 技術に対応したタブレット端末等の配備、運用に係る補助を行う。
【補助上限額】
重点病院:300万円、2次医療圏拠点病院:130万円
(財源:国庫10/10)
【要求額】690万円
※ 国の補助制度の詳細については未定のため、想定です。
(2)外国人患者がどこでも適切な医療を受けられるよう、拠点病院以外の病院、診療所、薬局等を対象に、翻訳ICT技術に対応したタブレット等の配備に係る補助を県独自で行う。
【補助上限額】1台2万5千円(財源:国庫1/2)
【要求額】125万円(2万5千円×1台)
(3)外国人対応医療機関を紹介する多言語対応パンフレットの作成等を行う。
・多言語対応パンフレットの作成、配布(空港、商工団体、国際交 流事業団、医療機関等)
・多言語対応医療機関案内ホームページの作成
【要求額】委託料100万円(財源:国庫1/2)
その他
今後の取組予定
・各種会議等を活用して医療現場での課題等を収集していく。
・今後検討される外国人のためのワンストップ相談窓口において医療分野での相談(最寄りの医療機関の案内等)にも対応できるよう連携を図る。
・本事業による翻訳端末の配備状況を含めた医療機関における外国人の受入れの可否を県のホームページ等で周知していく。