1 事業概要
東部庁舎の旧冷媒(フロンR22)を使用しているエアコンのうち、県有施設中長期保全計画で2020年度までに更新を計画しているものについて、更新工事を実施する。
2 更新の必要性
(1)経年による劣化
東部庁舎のエアコンは、標準的な更新周期である15年以上を経過し、営繕課の現地調査で「劣化」がありとされている。2018年度には、コンプレッサー等の故障が生じている。
(2)フロン(R22)の生産終了
冷媒にフロンR22を使用しているが、R22は2020年1月1日から生産終了するため、故障しても修理ができない可能性がある。
(3)県有施設中長期保全計画
県有施設中長期保全計画で、2020年までに予防保全として更新が望ましいとされている。
3 事業費
(1)実施設計2,012千円
(2)工事費43,719千円
(3)計45,731千円
4 東部庁舎の概要
(1)所在地:鳥取市立川町六丁目176番地
(2)敷地面積:9,634平米
(3)建物規模
ア 庁舎棟
・鉄骨鉄筋コンクリート造 地上5階、地下1階
・延べ面積:9,014平米
イ 立体駐車場棟
・鉄骨造 地上3階
・延べ面積:8,660平米
(4)完成時期:平成13年1月
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
県有施設中長期保全計画に沿ってH30年度に外壁改修工事を実施中。エアコンについてはこれまで更新を行っていないが、設置から17年程度経過しており、コンプレッサーの故障なども生じている。
これまでの取組に対する評価
これまでは故障してから対応していたが、経年劣化による修繕箇所が増加傾向にある。中長期保全計画に沿って予防的に修繕等を行うことで、庁舎の長寿命化、維持管理経費の節減を図っていきたい。