これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<目標>
「生産から販売までの一貫した実践教育」を充実するさせるとともに、学生・研修生の募集活動を強化し、次代を農業を担う人材を育成・確保する。
<取組>
○「生産から販売までの一貫した実践教育」に取り組んだ。
○オープンカレッジや「実践農業者の経営と展望」講座の開催等、一般県民及び学生・研修生に農業の経営・現場を幅広く理解させることに取り組んだ。
○農大の教育体系の充実・PRにより、高校生を対象とした学生募集及び、就農を目指す社会人の学生、研修生募集に取り組んだ。
○雇用を計画している農業法人等を招き、雇用就農のための相談会を開催した。
○就農志向の農高生(2年生)を対象とした就農イメージ相談会を開催した。
これまでの取組に対する評価
○校内5回、校外5回の計10回、流通販売実習により商品PRを行うとともに価格設定・品揃えなど消費者の意見や直売所等の取り組みを参考にし、学生独自の企画・運営を行っている。
○雇用就農相談会は、求職者の参加募集範囲を広げることについて賛成の参加者が多かった。
○「オープンカレッジ」、「実践農業者の経営と展望」講座開催により学生、研修生が農業現場の理解を深め、幅広い農業活動の知識習得に役立てた。併せて、農業経営への理解が深まった。
○7・8月の高校生オープンキャンパスの参加者の約50%が本校への入学を積極的に考えており、本校受験の意思決定に有効である(平成28年度は38名の参加があり(うち3年生は27名)、その内17名が入校。平成29年度は37名の参加があり(うち3年生は21名)、そのうち14名が入校)。
○県内農業高校の就農志向の2年生を対象に生徒自身の就農イメージを具体化するための就農イメージ相談会(含、実習)を開催している。平成28年度の4名の参加者のうち2名は雇用就農先が内定し、1名は農大、1名は鳥大農学部へ進学した。平成29年度も4名の生徒が参加した。
○社会人を対象にしたアグリチャレンジ科は4年目を迎え、就農志向者への周知も進み、各期概ね20名が入校している。
<改善点>
○オープンカレッジ・実践農業者講座は具体的な開催計画を前年度中に作成し、年度当初から広報による周知徹底を行う。
○雇用就農相談会について、就農志向の一般社会人および農業高校生等の参加者がなく、ハローワーク等での開催案内を検討する。
○農高教員の農大派遣研修が平成29年度より始まり、本校指導職員と農高教員との交流について検討する。