現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 観光交流局のとっとりスタイルニューツーリズム「たたら資源等活用」推進事業
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

とっとりスタイルニューツーリズム「たたら資源等活用」推進事業

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観光交流局 日野地域振興局 地域振興課中山間地域連携担当 

電話番号:0859-72-2081  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算要求額 1,793千円 6,350千円 8,143千円 0.8人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 1,614千円 6,356千円 7,970千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,793千円  (前年度予算額 1,614千円)  財源:単県 

事業内容

1.目的

◆日野郡の豊かな自然やたたらなど、日野郡が誇る優れた地域資源の磨き上げを行い、地域が連携して情報発信することで日野郡全体の認知度向上と交流人口の増加を図る。

2.背景


    ◆鳥取県中西部(伯耆国)では、日本古来の製鉄法である「たたら」が各地で行われ、川で運ばれる砂による弓浜半島の土地形成や海運業(米子市)や鉄製品作り(倉吉市)など山間部から沿岸部まで各種産業に影響を及ぼしてきた。


    ◆特に日野郡は古くから「たたら製鉄」が盛んで全国でも有数の産地であり、「たたら」は鳥取県が誇れる歴史的文化遺産とも言える。

    ◆日野郡には、歴史的・文化的に価値の高い資源があり、行政と民間団体が連携してそれらの普及や顕彰に取り組んでいる。

    ◆近年では、地域団体による散策コースを活用したイベントや、たたら製鉄をテーマにしたツアーの実施のほか、日野町が地方総合戦略にたたらを活用したまちづくりを盛り込むなど、日野郡の「たたら」の認知度は徐々に高まってきている

    ◆さらに平成30年の大山開山1300年祭における「たたら」「刀剣」に着目した様々な事業展開により、「たたら」への関心も高まった。

    大山開山1300年祭クライマックスイベント「日本の鉄文化・たたらの歴史フォーラム」(H30.10.21開催)において、「たたら製鉄」は、日野郡のみならず西部圏域全体で盛り上げられる格好の素材であり、さまざまな切り口で圏域で連携した情報発信を続けることが県民への関心の喚起、たたら文化の盛り上げにつながるという提言もされた。

    ◆このように地域資源を活かした観光メニューの造成や新商品の開発の動きも活発となってきており、これらの動きを県としても積極的に継続的に支援していく必要がある

3.内容

    日野郡の人的・物的資源を活用し、地域に眠る貴重な宝をニューツーリズムメニューへのさらなる磨き上げや情報発信し、交流人口の拡大や日野郡の活性化につなげる。
    事業名
    事業内容
    事業主体
    所要額(千円)
    負担割合
    地域の誇り「たたらの里」磨き上げ事業日野郡だけではなく県中西部圏域において全国に誇る共通の歴史的資源である「たたら」を活用し、圏域内で連携した取組を展開し磨き上げを行い、認知度の向上を図り交流人口の増加を図る。


    <内容>都市部の住民に向けた砂鉄収集やミニたたら操業体験などによる情報発信や、たたら学検定に向けた情報収集等を行う。
    <委託先>伯耆国たたら顕彰会
    743
    (564)
    県(委託料)
    日野郡ニューツーリズム推進事業地域資源を活かした日野郡ならではのツーリズムメニューを造成し、日野郡の交流人口の増加を図る日野郡広域交流促進協議会の活動を支援する。

    <内容>日野郡ならではの地域資源の磨き上げやツアー造成、日野郡の情報発信等への助成
    <実施主体>日野郡広域交流促進協議会
    日野郡広域交流促進協議会
    1,050
    (1,050)
    県1/2(補助金)
    1,793
    (1,614)
    ※括弧内は前年度当初予算額

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・たたらについて、関係者等と連携し、たたら学習会やたたら操業体験会を開催(H24〜H29)、たたらリーフレット作成配布(H24)等の幅広い普及啓発を継続実施、たたら紙芝居(電子版)が完成(H26,H27)し、幅広く学習に活用。

・3町及び地域関係団体が連携し、地域資源を磨き上げ、それを活かした観光メニューや周遊コースを造成しモニターツアー等を実施。



・H27年度から取り組んだ日野郡共通の新ご当地グルメ「日野郡3町三色たたらんち」がH29年度にデビューし、以後の成長戦略として、基本バージョンから波及するその他のバージョンの開発に継続して取り組んだ結果、H29年度で春夏秋冬の4バージョンが完成、H30年度には丼バージョン「金持神社★たたらどんぶり」の提供を開始した。

これまでの取組に対する評価

・たたらについて、地域活動団体の調査やフォーラム等開催や解説資料作成、日野町の展示施設充実等に結びつくなど、たたらが日野郡の重要な歴史文化資源であることやツアーメニューの認識が広まりつつあり、さらなる広域的な取り組みへ拡大することが必要。

・H26年度から県外旅行会社と連携して実施したモニターツアーにより、旅行社が造成するツアーに日野郡のスポットを入れてもらえるようになった。H28年度には4本、H29年度、H30年度にはそれぞれ2本のツアーが造成された。

・日野郡の共通グルメ「日野郡3町三色たたらんち」デビューしたことで各メディアに取りあげられるなど、日野郡の認知度向上やPRに繋がっている。特にH30年度にデビューした丼バージョンはたたらんちより手軽に提供できるため、イベント出店などがしやすくなった。店舗外での提供の機会を通じてさらに日野郡の認知向上に繋がった。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,614 0 0 0 0 0 0 0 1,614
要求額 1,793 0 0 0 0 0 0 0 1,793