1 背景
大学生等へ県内企業の魅力を伝えるために、平成27年度から県内企業情報誌を作成し、企業の魅力を伝えてきた。また、地方紙に若手社員を紹介する記事を連載し、保護者や県民向けに県内企業や若者の活躍を紹介してきたところ。さらに平成30年度は、小学生向けに社会科副読本を作成し、県内各小学校の5年生を対象に配布し、県内企業の魅力を伝えた。
2 要求理由
【企業情報誌】
地方紙掲載で若手社員を紹介していたものを、企業情報誌の中で紹介するなど内容を合体させて内容を充実させるため、地方紙掲載でインタビューなどの取材をしていた費用が必要。
【小学生向け副読本】
平成30年度に作成したものは、平成27年度〜29年度に発行した企業情報誌の内容を集め、小学生向けに文章を簡単に編集したものであるため、取材や撮影に係る費用は発生していない。また、社会科の教科書で学習する農業分野や自動車産業関連企業が掲載されていないため、小中学校課と協議する中で次回作成時には見直しするよう要望を受けている。そのため、31年度は新たに掲載企業の取材・撮影が必要である。
3 事業の効果
企業情報誌は、平成27年度の作成以来毎年、県内大学及び鳥取県出身者が在学している県外大学へ送付するほか、大学生との交流会や保護者に向けて送付し、県内企業の情報を広く広報している。また、平成30年度は県内中学生全員に配布し、県内企業を知ってもらう機会とした。
キャリア教育を推進するため、鳥取市立久松小学校から出前授業の要請があり、小学生向け副読本に掲載企業4社の社員が出前授業を行った。三朝南小学校からは、掲載企業の社会科見学の希望があり、3学期に実施予定。
4 要求額
企業情報誌、小学生向け副読本ともに見積の内容を、ページ数や取材件数など精査した。精査後の額と査定額の差額を要求する。
(単位:千円)
| 見積書金額 | 精査後 | 査定額 | 差引 |
情報誌 | 4,434 | 4,142 | 2,523 | 1,619 |
副読本 | 4,515 | 3,639 | 1,000 | 2,639 |
【要求額】
要求額合計 4,258千円(当初要求額:7,782千円)
【査定結果】
査定額 小学生向け副読本 1,000千円(前年同額)
企業情報誌 2,523千円(前年同額)