1.事業概要
米子鬼太郎空港(美保飛行場)直轄事業に係る地元負担金
(1)エプロン舗装改修工事【調査設計】
(2)電源局舎改修工事【実施設計】
2.事業の目的
(1)エプロン舗装改修工事
米子鬼太郎空港のエプロンは、昭和54年度及び平成6〜7年度に整備して以降、古い箇所は39年以上経過しており、老朽化によるひび割れが確認されている。
同空港は、山陰地方唯一の国際定期便が運航される空港であり、「訪日誘客支援空港(拡大支援型)」として認定されたことで、今後の更なる訪日旅行者の増加が期待されているところであるが、エプロンの老朽化、並びに強度不足によるオーバーロード運航に伴いエプロンのひび割れ等がさらに進行して就航に支障を来すことが危惧される。
そのため、老朽化対策及び強度不足解消を目的として、エプロン舗装改修工事を行うものである。
(2)電源局舎改修工事
電源局舎は航空灯火や各種施設に電源を供給する施設として、昭和54年度に竣工したものであるが、竣工から39年以上経過しており、老朽化が進んでいるため、全面的な改修工事を行うものである。
3.事業費及びスケジュール
(1)エプロン舗装改修工事
・事業期間:平成31〜36年度
H31調査設計、H32設計・工事、H33〜H36工事
・全体事業費:1,769,000千円
うち平成31年度:50,000千円
(2)電源局舎改修工事
・事業期間:平成31〜32年度
H31実施設計、H32工事
・全体事業費:50,960千円
うち平成31年度:960千円
4.県負担金の算定
○直轄事業費(1)(2)計 C=50,960千円・・・(1)
○負担割合=1−2/3×1.23・・・(2)
・直轄事業の国負担割合 2/3
・後進地嵩上げ 1.23(H31)
○県負担金額 (1)×(2)=50,960×0.18=9,173千円