これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<もうかる漁業実証操業支援事業>
・網代港地域プロジェクト(平成27年策定)
沖合底びき網漁船:平成28年6月1日進水
実証試験期間:平成28年から31年度
・境港地域プロジェクト(平成27年策定)
べにずわいがに漁船:平成29年3月31日進水
・実証試験期間:平成29年から31年度
実証試験に伴い、平成29年度から沖合底びき網漁船、平成30年度からべにずわいがに漁船への支援を開始した。
<沖合底びき網漁船代船建造支援事業>
平成30年度から沖合底びき網漁船2隻について、リース事業への支援を開始した。
<沖合底びき網漁業生産体制存続事業(漁船リース)>
平成23年度に2隻の沖合底びき漁船が事業対象となり、順調に操業を開始している。(平成38年度終了)
平成25年10月から1隻の沖合底びき漁船が事業対象となった。(平成40年度終了)
<沖合底びき網漁業生産体制存続事業(機器等整備)>
平成21年度から沿岸漁業者のみを対象とした補助事業である漁業経営能力向上促進事業を実施しており、平成23年度から沖合底びき網漁業も対象となる同様の制度を整えた。
これまでの取組に対する評価
<もうかる漁業実証操業支援事業>
国の支援に加え、県市町村の支援を行うことで、沖合漁船の代船建造が推進されている。
<沖合底びき網漁船代船建造支援事業>
国のリース事業を待ちきれない漁業者にとっては代船建造の契機となっており、沖合底びき網漁業の継続性と安全性が向上すると考えられる。
<沖合底びき網漁業生産体制存続事業(漁船リース)>
従前に建造した者については、引き続きリース事業をおこなっていくが、今後の代船建造については、国事業等を活用できるよう側面での支援をすると同時に、本事業の県及び市町村の補助率を見直し、より使いやすい制度として平成23年度に沖合底びき網漁業生産体制存続事業(漁船リース)を立ち上げたところ、新たに2隻、平成25年度に1隻の新船が建造された。
<沖合底びき網漁業生産体制存続事業(機器等整備)>
平成23年度から平成30年度までに、10隻について漁船用機器(海水冷却装置や魚槽リフター等)や漁具等の購入が行われ、魚価の向上、作業の改善、漁労作業の効率化や環境の改善等が図られた。